熊高昌三議員の経歴wiki・学歴（出身高校）は？市政に対する想いが熱い安芸高田市議員を調べてみた

2023年10月３日現在、熊高昌三議員は安芸高田市議会議員として活動をしています。

熊高昌三議員は

ことで、現在かなり注目を集めているベテラン議員さんです。

本記事では、そんな熊高昌三議員の経歴・学歴について調査し、最近の活動も含めて整理してまとめてみました。

熊高昌三議員の経歴

熊高昌三議員のこれまでの活動の時系列

熊高昌三議員のこれまでの主な活動を表でまとめてみました。

年月日	活動内容
1972年	株式会社 熊高組 入社 （常務取締役を経て、現在営業統括。） また、建設業の傍ら、住民自治活動、ＰＴＡ、福祉活動、消防団など、地域の「まちづくり」に貢献。
1990年	川根振興協議会企画室長として川根の拠点づくり、未来の構想づくりを推進。
1992年	39歳で高宮町議会議員に当選
2004年	安芸高田市議会議員となる
2008年	安芸高田市議選で3期目当選
2012年	安芸高田市議選で4期目当選
2016年	安芸高田市議選で5期目当選
2020年	安芸高田市議選で6期目当選
2022年６月	石丸市長が議員定数を半減する条例改正案を出すが賛成少数で否決。 熊高昌三議員は唯一議員定数の半減に賛成を示した。
2023年6月29日	熊高昌三議員が石丸市長の不信任案を提出したが議会は否決。 熊高昌三議員は市長による議会解散権により、選挙を通して判断を市民にゆだねることで議会と市長の対立の解消を図った。
2023年9月25日	議会は、昨年度の一般会計決算認定書に反対し不認定とした。 熊高昌三議員は反対派の理由が稚拙であるとし、熱い演説で賛成の理由を述べ、石丸市長を擁護する。

また、議員以外の地域活動もしてきたそうです。

1972年に県内の工業高校を卒業後、熊高組に入社し建設業に従事します。

参考までに熊高組の事業内容などの情報を掲載しておきます。

建設業の傍ら、住民自治活動、ＰＴＡ、福祉活動、消防団など、地域の「まちづくり」に貢献していったようです。

1990年には川根振興協議会企画室長として川根の拠点づくり、未来の構想づくりを推進します。

1992年には、高宮町議会議員に当選。

2004年からは安芸高田市議会議員となります。

2020年にも市議選で当選し６期目の議員として現在に至ります。

議員半減案に賛成した１名は熊高昌三議員だった

2022年６月に石丸市長が議員定数を半減する条例改正案を出すが賛成少数で否決されました。

この案を提案した前段として、

財政難であることを理由に議会が副市長定数を２人から１人に削減したこと

を受けての対応でした。

そこで、石丸市長は、

• 抜本的な財政健全化の必要性と市民の評価
• 議員定数を16人に据え置く必要性・正当性がないと判断

し、議員半減案を提案しました。

財政難を理由に副市長定数を削減するのであれば、議員定数も削減した方がいいのではと石丸市長は考えたのでしょう。

この条例改正案については、ほとんどの議員が反対しました。

そんな中、独りだけ賛成を示した議員がいたのです。

その様子は次の動画で確認することが出来ます。

動画で3分07秒の箇所を確認すると、熊高昌三議員が一人だけ賛成しているのが分かります。

熊高昌三議員が賛成した理由は、

議員半減は議員と市民の覚悟を問う数字であり、８人が補い合えば市民の意見が届く政治も不可能ではない

としています。

結果は以下のとおりです。

もし石丸市長の議員定数を半減する条例改正案が可決された場合、

議員は16人から８人に削減

されるため、熊高昌三議員が再選挙になれば選ばれる可能性が低いのではとも思います。

そんな背景の中、熊高昌三議員がこの改正案に賛成したのは市政を思っての事かと思いましたのですごいのではと思います。

昨年の一般会計決算認定書に賛成、熱い演説が視聴者の心を揺さぶる

2023年９月25日、議会は昨年度の一般会計決算認定書に反対し不認定としました。

昨年度の一般会計決算認定書の反対理由は山本優議員が以下のように述べています。

• 市広報誌の取り扱いが不適切であり、議会から修正提案をしたが改善が見られないため
• 台風が近づいている中で、2022年９月18日千葉県のトライアスロン大会に参加し不在であったことが市民に不安と不信を与えたため

この答弁の様子は以下の動画で見ることが出来ますので、参考にされてください。

山本優議員の反対理由は動画で７分16秒のあたりで確認できます。

この反対理由に対し、熊高昌三議員は熱い演説で賛成の理由を述べました。

熊高昌三議員の賛成理由は以下のとおりです。

• 市広報誌を確認したが不適切な内容というのはまったくなく、事実に基づいて書かれたものであり、反対理由にはならない
• 危機管理（トライアスロンの件）についても答弁ですべて報告をしており、市民に不安を与えたところはどこにあるのかということが具体的に表明をされるような質疑ではなかった

と山本優議員の反対理由に対する意見を述べ、その後、千葉県の上総一宮（トライアスロンの会場）からいただいた手紙を紹介します。

• 「15年前からトライアスロンを中心に街づくりを進めており、サーフィンの場として若い人がたくさん集まって活動される町を見るためにあったのでは」
• 「そんな街づくりを先導している馬淵町長に会いたかったのではないか」
• 「今は昔と違って人にあふれている、素敵な街にするにはふるさとを愛する心が無ければできない」
• 「安芸高田市も１日も早く一致団結して心ある故郷になるように願っています」

この手紙の内容を踏まえて、内容をしっかりと精査しながら安芸高田市の未来を考えるような認定に持って行っていただきたいと結びます。

と長くなりましたが、賛成理由としています。

先ほど紹介した動画で９分７秒のあたりから熊高昌三議員の賛成理由が述べられます。

また、話の途中で山本優議員が人の反対討論に意見をしないように忠告をする場面がありましたが、熊高昌三議員は、

あまりにも内容が稚拙な材料であるのであえて申し上げた

と静かに怒りを示しましたね。

この内容を受けてSNS上での反応は以下のとおりです。

安芸高田市議会最近見てる。石丸市長はもちろんなんだけど、熊高議員すごいな。石丸市長の親と同世代とのこと。歳いくと頑固になる人ばかり見てきたからこんなに柔軟で、説明も端的でわかりやすく、何より未来と若者のために立ち向かってくれる議員さんがいるなんて希望でしかない。

— さきいか (@N66Uv) October 2, 2023

熊高議員いいですね～
議員定数半減案に賛成されたときからのファンです。
　以前にも川崎レナさんのスピーチを引用されてましたが、今回も上総一宮町の馬淵町長に関する千葉からの手紙の披露など、心にしみるいい賛成討論でした。

— ニャンコ (@QlInKfplzP015Ni) September 28, 2023

数多くの熊高昌三議員に対する好意的な意見が投稿されています。

この方は是々非々で活動しているのではと思わせてくれますね。

是々非々：立場にとらわれず良いことは良い、悪いことは悪いと判断すること

これまでの経緯を見てきても、自身が不利になるかもしれない、議員削減案に賛成をしていますしね。

このような是々非々の姿勢を持つ議員が国会議員でも増えてくれればいいなと強く感じます。

おはようございます。昨日の安芸高田市議会、熊高議員カッコよかった。南澤や田邊のようなスマートさはないが時に熱い。あの人だけ連絡先まで晒してる無防備さがまたよい(笑)

— ラスカル (@rascalsuzuka96) September 28, 2023

このXの投稿記載のとおり、安芸高田市議会の議員で唯一自分の連絡先を公表しているのは熊高昌三議員だけなんですよね。

市民に対しても何かあったときはいつでも連絡して欲しいというスタンスでしょうか？

連絡先情報は安芸高田市議員名簿で確認できます。

１人だけ連絡先が記載されていて、目立ちますね、すごい姿勢だと思います。

2023年10月27日に熊高昌三議員がYouTubeチャンネルを開設

2023年10月27日に、熊高昌三議員がYouTubeちゃんねるを開設しました。

議会活動そして地域活動などのさまざまな情報発信をしていく予定とのことです。

2023年11月10日時点で、２万２千人の登録者がいました。

２週間くらいでここまで登録者数を伸ばすことが出来ているのも、熊高昌三議員の魅力なのかと思います。

石丸市長も最近はYouTubeで視聴者との交流を行っていますが、違った角度から安芸高田市を見ることができるコンテンツになるかもしれません。

今後の展開に注目です。

熊高昌三議員の学歴（出身高校）

熊高昌三議員の出身高校は広島県立広島工業高等学校土木科です。

偏差値は48で、広島県内の公立高校では141位中54位と上位3分の1くらいとなります。

広島県立広島工業高等学校土木科卒業の有名人は

菊地栄樹(アーチェリー選手（ロンドン五輪代表）)

です。

まとめ

本記事では、熊高昌三議員の経歴・学歴について調査し、最近の活動も含めて整理してまとめてみました。

SNSを見ていくと、最近話題になっていると感じるホットな議員さんです。

今後の熊高昌三議員にも注目していきたいと思います。