LINEヤフー同意後の位置情報オフなどプライバシー保護の設定方法

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2023年10月29日現在、LINEとyahooのプライバシーポリシー同意後に位置情報などプライバシーを保護する設定について話題になっています。

理由として、プライバシーポリシー同意における個人情報の扱われかたに不安を感じているユーザが多いためかと思います。

LINEを使うために、プライバシーポリシーに同意をしたけど、プライバシーを保護する設定を見直したい。
しかしながら、どの項目をどのように設定したらいいか分からない。

このように思われている方もいるかと思います。

本記事では、LINE、yahooのプライバシーポリシー同意後に見直したいプライバシー保護の内容・設定方法について記載します。

上記のようにプライバシー保護について関心があり、出来るだけ個人情報を提供したくないという方向けの記事となります。

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目次

LINEへの位置情報などのプライバシーに関する情報提供に対するSNS上での反応

LINEとyahooのプライバシーポリシー同意後、位置情報などの個人情報の提供に関するXでの投稿が多くあるようです。

上記投稿内容をまとめると以下のとおりです。

  • LINEが使えなくなるので同意したが、位置情報などの提供が怖い
  • プライバシー系の位置情報はオフにした方がいい
  • 広告の設定もオフにする
  • プライバシーポリシーの同意後、位置情報・LINE Beaconが勝手にONになっている

このように、位置情報などの提供が怖いため、プライバシー保護の設定を見直す方が一定数いるようです。

また、プライバシーポリシー同意後に位置情報などの設定がONに変わったという投稿はいくつか見られました

もしかしたら、LINEの該当の設定が変わっている可能性もあるので、次の章で説明する各項目を見直してみるといいかと思います。

こころ

どうしてそんなにユーザは不安に思っているのかしら。
プライバシーポリシーの同意って他の企業でもやってそうじゃない。

ぎんた

LINE、yahoo双方ともに情報の取扱いに対して過去やらかしがあるからだろうね。
2021年にLINEは利用者のデータを韓国に保管していて中国関連会社に委託してアクセスさせていたことが発覚したんだよ。
LINEの営業はデータは日本にあると言っていたし、上記事実はどこにも記載がなかったとのこと。

こころ

何それ、怖い!

ぎんた

また、2023年にyahooは位置情報を韓国NAVERへ提供して行政指導を受けているよ。

こころ

両社とも何かしらやらかしていたようだね。
それは不安に思うユーザがいるのも無理はないね。

以下は関連記事となります。

一連の問題は2021年3月に判明した。LINEアプリ利用者の個人情報が中国の業務委託先から閲覧可能になっていた件に加えて、LINEアプリ利用者の一部データを韓国で保管したことという問題だ。政府や地方自治体など公的機関を含むLINEアプリ利用者に対して、LINE社が「全ての利用者データが国内に閉じている」と、事実と異なる説明をしていたことも問題となっていた。

引用元:日経XTECH

ヤフー株式会社(以下「ヤフー社」といいます。)は、Yahoo!JAPANの検索エンジン技術の開発・検証の観点から、NAVER Corporation(以下「NAVER社」といいます。)に対して、令和5年5月18日(木)から同年7月26日(水)までの間の検索関連データの提供を試験的に行っており、その際、慎重な取扱いが求められる情報である位置情報等(約756万のユニークブラウザ分の検索クエリ等(うち、位置情報は約410万のユニークブラウザ分))を利用者に対して事前の十分な周知を行うことなく、NAVER社へ提供し利用させていたほか、当該位置情報等について十分な安全管理措置がとられていなかったことが判明しました。

引用元:ヤフー株式会社に対する行政指導(総務省)
こころ

「同意はしたくないけどLINEが使えなくなるからしかたなくした」という方もいそうだね。

ぎんた

今回は、そんな方に向けてLINEのプライバシー保護の設定方法について解説します。

両社とも過去に個人情報の取り扱いの問題について報道された事実について述べています。
実際に現在も個人情報の取り扱いについて問題があると述べているものではありません。

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LINEヤフーのプライバシーポリシー同意後の位置情報オフなどプライバシー保護の設定方法

ここでは、LINE、yahooのプライバシーポリシー同意後における、LINEのプライバシー保護の設定方法について説明します。

設定項目が複数あるので、順に解説していきます。

LINEの情報の提供の設定

ここでは、いくつかの設定項目があります。

手順は以下のとおりです。

情報の提供の設定
  • LINEの「ホーム」から、「設定」をタップ
  • 「プライバシー管理」をタップ
  • 情報の提供をタップ
  • コミュニケーション関連情報をオフにする
  • 「位置情報の取得を許可」をオフにする
  • LINE通知メッセージをタップし「LINE通知メッセージを受信」をオフにする
  • LINE Beaconをオフにする

4のコミュニケーション関連情報の内容はトークの内容(画像や動画含む)、通話内容そのものは含まれておりません。

この設定により、関連情報をLINEへ提供することを防ぐことができます。

関連情報には、トークの相手や日時などの情報も含むと記載がありました。

詳細はコミュニケーション関連情報の下に記載の「利用する情報の詳細はこちら」を見てください。

5の「位置情報の取得を許可」をオフにすることで位置情報をLINEへ提供することを防ぐことができます

6の「LINE通知メッセージを受信」とは、配送や予約完了など利便性の高いお知らせをLINEで通知すると記載されています。

ぎんた

ヤマト運輸などの荷物の配送に関するお知らせ用途かと思います。

もし必要がなければオフにするといいと思います。

7のLINE Beaconはお店に設置されたビーコンを利用して、お店に近づいた際にお得な情報・サービスを受け取れる機能です。

もし必要が無ければこちらもオフにするといいと思います。

LINEの「アプリからの情報アクセス」の設定

次にアプリからの情報アクセスの設定手順について説明します。

アプリからの情報アクセスの設定
  • LINEの「ホーム」から、「設定」をタップ
  • 「プライバシー管理」をタップ
  • アプリからの情報アクセスをタップ
  • デフォルトは「常に許可」となっていると思われるので、「拒否」にチェックを入れる

この設定の内容は以下のものになります。

友達が外部アプリに対し「自分の友達の情報のアクセスを許可する」と設定した場合、友達が許可すると自分の情報が見られるようになる。

この設定を拒否にすることで、友達が外部アプリに対し上記許可をしたとしても、自分の情報へのアクセスを拒否できるようになります。

LINEの広告の設定

最後に広告の設定について説明します。

広告の設定
  • LINEの「ホーム」から、「設定」をタップ
  • 「プライバシー管理」をタップ
  • 広告の設定をタップ
  • 「ウェブ行動履歴を利用した追跡型広告の受信」をオフにする
  • 「LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信」をオフにする

自身の行動に基づいた広告配信をオフにする設定です。

オフにすることで、LINEが広告配信に必要な情報の取得・利用をし、ユーザの行動にあわせた広告の配信を防ぐことができます

LINEヤフーのプライバシーポリシー統合のご案内には広告配信について以下のような記載があります。

広告主などのパートナーからの広告配信などに利用する情報の取得・利用
当社がユーザーの皆さまへ広告配信などを行う際、パートナーから取得した情報(ユーザーの皆さまを識別するIDなど)を当社が保有する情報と組み合わせて利用することがあります。

引用元:LINE株式会社とヤフー株式会社のプライバシーポリシー統合のご案内

LINEの広告主などのパートナーから取得した情報とLINEが持っている情報を組み合わせて広告配信をおこなうようです。

広告主の商品を購入したなどの行動履歴がLINEと共有されたくない方は、この設定をオフにするといいと思います

ぎんた

可能な限りLINEへの情報提供をオフにすることで、不安は軽減されるのではと思います。

ぜひ上記設定について、行うかどうかを検討をしてみてください。

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まとめ

本記事では、LINE、yahooのプライバシーポリシー同意後に見直したいプライバシー保護の設定方法について記載しました。

この記事が参考になれば幸いです。

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