2023年11月30日、広島県庁での記者会見の場にて、藤本悦志氏(以後、氏は省略)が安芸高田市長選に立候補を表明しました。
藤本悦志とはどのような人物なのだろう?
市政刷新ネットワークや清志会のメンバーの立候補の表明を受けてのコメントはあるのだろうか?
このように考える方もいるかと思います。
本記事では、藤本悦志の経歴・学歴・清志会メンバーや市政刷新ネットワークのコメントについて調査してまとめてみました。
来年夏に実施の安芸高田市長選 新人が出馬を表明
— RCCニュース (@rcc_dig) November 30, 2023
来年夏に予定されている安芸高田市長選挙に、新人が立候補を表明しました。
↓↓https://t.co/SHGURmyfku
- 名前:藤本悦志(ふじもとえつし)
- 年齢:51歳(2023年11月30日時点)
- 職業:元郵便局長
- 出身:広島県安芸高田市
- 在住:広島県安芸高田市
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藤本悦志の経歴
2023年12月3日現在の藤本悦志の経歴について、以下の表にまとめました。
発生年月日 | 内容 |
---|---|
1994年 | 桃山学院大学 社会学部社会学科卒業 |
1994年4月1日(~2001年3月31日) | 高宮町役場で勤務 |
2001年6月23日(〜2018年9月30日) | 川根郵便局の局長に就任 |
2018年10月1日(~2023年10月) | 吉田郵便局 局長 |
2023年10月 | 日本郵便を退社 |
2023年11月30日 | 安芸高田市長選に立候補を表明 |
1994年に大学を卒業後、高宮町役場で勤務をし、川根郵便局の局長、吉田郵便局の局長を務めてきました。
経歴を見ると大学卒業後は安芸高田市で30年近く勤務をしているようです。
51歳で安芸高田市選挙に立候補をするために、郵便局長を退社したと思います。
2023年11月30日、中国新聞デジタルにおいて「2024年夏の広島県安芸高田市長選、新人の藤本悦志氏が立候補表明」というタイトルで記事が掲載されました。
記者会見で述べられた、藤本悦志の言葉は以下のとおりです。
「今の市政の課題は市民や団体との対話がないこと。しっかり対話と議論をし、方向性を出すやり方で市民と温かいまちをつくりたい」
引用元:中国新聞デジタル
市民や団体との対話がないことを問題視しているようです。
石丸市長は次の市長選は立候補するのかな
2023年11月27日に行われた定例記者会見の場では、次期市長選の立候補についてはまだ決めていないと述べていました。
選挙の日の1か月ぐらい前までは検討するんじゃないかと思うとのことです。
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藤本悦志の立候補を受けて清志会・市政刷新ネットワークのコメント
今回の立候補の表明を受けて、反市長派の最大会派である清志会と反市長を掲げる市民団体である市政刷新ネットワークがどのようなコメントをしたのかについて気になる方もいるかもしれません。
そこで、清志会と市政刷新ネットワークが発信したコメントについて調べてみました。
市政刷新ネットワークがブログで藤本悦志の紹介を掲載
2023年12月1日、藤本悦志が立候補に表明した旨を同団体が運営しているブログに記載しました。
当ブログの中では藤本悦志の紹介をしていました。
記載内容は以下のとおりです。
さて、多くの市民は「藤本悦志氏がどんな人間か」を知っておられないと思いますので、本会が承知している範囲で紹介したいと思います。
藤本悦志氏は、高宮町川根に生を受け、現在51歳の元気盛りです。
高等学校は新庄高等学校で、生徒会長をしたといいますから、若いときからリーダーシップがあり、面倒見がよかったことがわかります。
面倒見と言えば、彼は郵便局長をやりながら、地元では約10haの農地を預かり、耕作しているといいます。
はっきり言って、兼業農家で10haもよくやると思います。
彼の面倒見のよさ、地域を大事にする姿勢がよく出ています。桃山学院大学では地方行政学を学び、卒業後旧高宮町役場に6年ほど勤めた後、川根郵便局長に就任し、2018年には吉田郵便局長に就任しています。
そして、今年の10月に市長選立候補を決意して退職をしました。聞くところによると、彼の市長選立候補には、家族は大反対だったそうです。
引用元:市政刷新ネットワークのブログ
安定した職を捨てて、しかも4年ごとに市民の審判を受ける市長に立候補することは、家族に不安があるのは当然です。
しかし、彼の友人・知人達の要請を受けて彼も大きな決断をし、立候補に至ったと言います。
多くの市民に期待された立候補表明です。
少し長くなりましたが、以上が藤本悦志の紹介についての記載です。
以上をまとめると以下のとおりです。
- 高校時代に生徒会長をしており、若いときからリーダーシップがあり面倒見が良かったことが分かる
- 郵便局長をやりながら10haの農地を預かり耕作をしていたため、面倒見も良く、地域を大事にする姿勢を持っている
- 市長選立候補に家族が大反対だったが、友人知人の要請を受けて大きな決断をし、立候補に至ったとのこと
家族の大反対があったなどの情報について、よく入手できたなと思ったよ。
昔は生徒会長をやっており、預かり耕作も行うなど、面倒見の良さや地域を大事にする姿勢についてもきちんと調べて紹介しているね。
最後は「多くの市民に期待された立候補表明です。」で締めており、藤本悦志をかなり推しているのではと思います。
Facebookで藤本悦志の立候補表明について山本数博議員がコメント
2023年12月3日現在、清志会としての正式なコメントは見つけられませんでした。
そこで清志会メンバーでどなたかSNSなどでコメントをしていないかどうかを調査しました。
その結果、2023年12月1日にFacebookで藤本悦志の立候補表明について山本数博議員がコメントを投稿していたことが判明しました。
投稿内容は以下のとおりです。
まずこの行動についてですが、かなり異例であるように思いました。
異例であると思った理由は以下のとおりです。
- 山本数博議員は自身のアカウントのFacebookでこれまでまったく投稿をしていなかった
- 藤本悦志が立候補を表明した翌日に投稿というスピード感で投稿をしている
これまで自身のアカウントでFacebookの投稿をしていなかったが、今回の藤本悦志立候補の表明についてはコメントをしています。
また、先に紹介した、市政刷新ネットワークも本投稿と同じ2023年12月1日に藤本悦志立候補の表明についてブログに記載しています。
市政刷新ネットワークと同日に、しかも今までまったく行わなかったFacebookでの投稿をおこなったことから、市政刷新ネットワークと連携して応援しているのではと思ってしまいます。
山本数博議員にとってはまったく行わないFacebookでの投稿をするぐらい価値のある大きなイベントだったのかもしれないね。
このイベントの時系列について以下に掲載しておきます。
発生年月日 | 内容 |
---|---|
2023年11月30日午後8時44分 | 中国新聞デジタルが「藤本悦志氏が立候補表明」を配信 |
2023年12月1日午前8時0分 | 市政刷新ネットワークが「藤本悦志氏 市長選に立候補表明」というタイトルでブログを更新 |
2023年12月1日午後4時4分 | 山本数博議員が藤本悦志氏の立候補についてコメント |
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藤本悦志のFacebookの友達情報の調査
藤本悦志が安芸高田市の議員メンバーとの面識があるのかについても調査してみました。
面識がありそうかについて調査するため、Facebookの友達情報を確認しました。
Facebookの友達の欄に掲載されていた安芸高田市の議員メンバーは以下のとおりです(2023年12月3日時点)。
名前 | 会派 |
---|---|
山本数博 | 清志会 |
山根温子 | 清志会 |
山本 優 | 清志会 |
武岡 隆文 | 清志会 |
児玉 史則 | 清志会 |
石飛 慶久 | 無所属 |
秋田雅朝 | 無所属 |
熊高昌三 | 無所属 |
芦田宏治 | 無所属 |
南澤 克彦 | シセイクラブ |
田邊 介三 | シセイクラブ |
現職の安芸高田市議会議員の多くのメンバーと友達になっており、その数は11名です(議員全体の数は16名)。
結構多くの議員と面識がありそうです。
清志会のメンバーも5名程いるようです。
また、清志会のメンバーとのみ友達となっているわけではなく、無所属やシセイクラブの会派の方とも友達登録をしていることが分かりました。
友達登録していることから、清志会メンバーとの面識は少なからずあるのではと思われます。
藤本悦志の学歴(出身大学・出身高校)
藤本悦志の出身大学
藤本悦志の出身大学は桃山学院大学社会学部社会学科です。
2024年度の桃山学院大学社会学部社会学科の偏差値は42.5となります。
参考資料:みんなの大学情報
みんなの大学情報に記載された、桃山学院大学社会学部社会学科出身の有名人は以下のとおりです。
橘雅子(シンクロナイズドスイミング選手(北京五輪代表))、道上隼人(プロサッカー選手)、圍謙太朗(プロサッカー選手)
みたところ、スポーツ選手が多い印象です。
藤本悦志の出身高校
藤本悦志の出身高校は広島新庄高等学校です。
2023年度の広島新庄高等学校の偏差値は56~65となっております。
偏差値に幅がありますが、詳細は以下のとおりです。
普通科スーパー特進コース(65)/ 普通科特進コース(57)/ 普通科社会福祉コース探究コース(56)
引用元:みんなの高校情報
みんなの高校情報に記載された、広島新庄高等学校出身の有名人は以下のとおりです。
永川勝浩(プロ野球選手)、松林宗恵(映画監督)、田口麗斗(プロ野球選手)、堂珍嘉邦(ミュージシャン(CHEMISTRY))、堀瑞輝(プロ野球選手)、北藤勇(国際ジャーナリスト)、上田定(海軍軍人)
人気ボーカルデュオのCHEMISTRYの堂珍さんの出身高校だったようですね。
先の市政刷新ネットワークのブログ内でも、高校のとき生徒会長をやっていたことから、学業も優秀だったのかもしれません。
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追記:2024年7月7日の安芸高田市長選で初当選
2024年7月7日に行われた安芸高田市長選で藤本悦志氏が初当選を果たしました。
安芸高田市長選挙の結果です。
▼藤本悦志(無所属・新)当選 6746票
▼熊高昌三(無所属・新)4541票
▼赤津誠一郎(無所属・新)1216票
▼森谷公昭(諸派・新)106票藤本氏が前の市議会議員の熊高氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。
引用元:NHK
前の市議会議員の熊高氏を抑えての当選です。
今後の安芸高田市がどのようになるのか注目ですね。
まとめ
本記事では、藤本悦志の経歴・学歴・清志会メンバーや市政刷新ネットワークのコメントについて調査してまとめてみました。
この記事が参考になれば幸いです。
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