安芸高田市市民モニター（2023年12月）議員評価の結果について

2023年12月に安芸高田市民モニターによる議員評価が行われました。

2022年６月にも議員評価のアンケートが行われましたが、そこから１年半もの期間が経過し、それぞれの議員の評価がどのように変化していったのか、興味を持たれている方もいるかと思います。

本記事では、安芸高田市で公開されている結果を受けて、それぞれの評価内容を紹介したいと思います。

2023年12月の安芸高田市市民モニター議員評価について

この議員評価のアンケート実施の目的と実施期間は以下のとおりです。

調査実施期間：2023年12月7日（木）～12月18日（月）

【アンケートの目的】
市議会の改選から3年が経過し、振り返りとして改めて議員の評価を行います。意識の共有を通し
て、市民の市政への積極的な参加を促していく方針です。質問は議会基本条例に基づいて設けら
れています。
引用元：安芸高田市民モニター集約結果

やまとくん

市民の市政への積極的な参加や市民や議員、市政側の意識の共有を目的としているようです。

2022年６月にも同じようなアンケートを実施していました。

質問内容は以下のとおりでした。

これらの質問内容は、今回実施したアンケートでも同じものが使われています。

また、前回行ったアンケート結果では、１から３の質問の合計で「はい」が「いいえ」を上回った議員は以下の４名でした。

南澤克彦、田邊介三、熊高昌三、芦田宏治

こころ

反市長派の清志会のメンバーではひとりも入っていないという結果だったよね。

清志会メンバー

山本数博、武岡隆文、新田和明、山根温子、先川和幸、山本優、宍戸邦夫、児玉史則（市議会副議長）、大下正幸（市議会議長）

詳細な結果を確認したい方は「第1回：安芸高田市議会の評価について」をご覧ください。

前回の結果を見ると、清志会メンバーは市民からあまり評価されていない印象でしたが、今回のアンケート実施結果はどうだったのかも見ていきます。

「それぞれの議員は市⺠の声を幅広く聴いていると思いますか？」という質問に対する回答は以下のとおりです。

赤枠は清志会メンバー
青が「はい」赤が「いいえ」灰色が「わからない」です

この質問で、「はい」が「いいえ」を上回っている議員は以下の３名です。

南澤克彦、田邊介三、熊高昌三

「それぞれの議員は市民に情報を提供・共有していると思いますか？」という質問に対する回答は以下のとおりです。

赤枠は清志会メンバー
青が「はい」赤が「いいえ」灰色が「わからない」です

この質問で、「はい」が「いいえ」を上回っている議員は以下の３名です。

南澤克彦、田邊介三、熊高昌三

「それぞれの議員は議員として説明責任を果たしていると思いますか。」という質問に対する回答は以下のとおりです。

赤枠は清志会メンバー
青が「はい」赤が「いいえ」灰色が「わからない」です

この質問で、「はい」が「いいえ」を上回っている議員は以下の３名です。

南澤克彦、田邊介三、熊高昌三

これまでのアンケート結果から分かることは以下のとおりです。

やまとくん

１年半前に行われたアンケート結果から、市民の評価は大きく変わっている様子は見られず、清志会のメンバーの評価が他のメンバーと比べると比較的悪いということが分かりました。

こころ

赤枠の部分を見ると「いいえ」が「はい」よりもかなり多い議員が複数見られるね。
市民のための政治を行っているとは思われていないという結果なのかも。

【第5回：安芸高田市議会の評価について】の質問７の「自由記述」で議会に対する意見なども数多く書かれていますので、詳しく知りたい方は見てみるといいと思います。

質問例

市長と議会がもっと建設的に勝利の安芸高田市について話し合えることを願っています。
定数削減　とにかく安芸高田市の市政が止まるのは最悪。もっと市民のことを考えてほしい
安芸高田市の人口26,675人世帯数13,372において議員定数は多いいと感じています。議員が少数になれば議会においてもより密接な関係が求められ、より内容のある議事が実施されると考えます。議会の運営費用においても財政が厳しい中で議員定数が少なくなれば費用の削減になると同時に議員個々においても今以上に活動することが求められると考えます。
ほとんど議会運営の事を勉強していないので申し訳ないと思いながら過ごしています。「議会だより」のみ読んでいる位です。