40代でセミリタイアした後、「仕事はどうするの?」と考える方も多いのではないでしょうか。
完全に仕事を辞めてしまうのも一つの選択肢ですが、私はセミリタイア後も週2日だけ働いています。
現在はマンション管理員として、無理のない範囲で仕事を続けています。
ただし、セミリタイア前のように「できるだけ収入を増やすために働く」という考え方ではありません。
私の場合は、自由な時間を確保しながら、生活に必要な分だけ収入を得ることを重視しています。
そのため、仕事を探すときも「時給が高いか」「年収がいくらになるか」だけではなく、「この仕事をしたら、自分はどんな生活ができるのかな」と考えました。
この記事では、40代でセミリタイアした私が、実際に仕事を探した経験をもとに、セミリタイア後の仕事選びで重視した条件や、仕事を選ぶときの考え方を紹介します。
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セミリタイア後も仕事をする理由
「セミリタイアしたのなら、仕事を辞めればいいのでは?」
と思われるかもしれませんよね。
今後の働き方についていろいろと考えましたが、最終的には週2日程度の仕事を続けることにしました。
それは、少額でも安定した収入がある方が精神的に安心できる、と考えたからです。
年金を受け取るまでにはまだ長い期間がある
私はセミリタイアをしたのは40代に入ってからで、その時は資産は約2700万円前後程ありました。
そのため、すぐに生活できなくなるような状況ではありませんでした。
それでも、
「これから20年程度、労働収入がまったくない状態で生活する」
と考えると、少し不安がありました。
もちろん、資産を取り崩しながら生活する方法もあります。
ただ、私は「少額でもいいので、働いて収入を得ておいた方が安心できる」と考えました。
投資だけに頼る生活には不安があった
もう一つの理由が、投資だけに生活を頼ることへの不安です。
私は現在資産の一部を投資していますが、投資には価格変動リスクがありますよね。
例えば、資産の大部分を投資に回した状態で相場が大きく下落(株価が暴落)すれば、資産額そのものが減ってしまいます。
もしそんな状況で生活費のために資産を取り崩していると、
「今は資産を取り崩して大丈夫だろうか」
と、どうしても不安になってしまうと思いました。
そこで、
投資による資産運用だけに頼るのではなく、少額でも安定した労働収入を得る
という方法を選びました。
収入そのものは大きくなくても、毎月ある程度の収入が入ってくれば、その分だけ資産を取り崩す必要がなくなります。
ぎんた何より、精神的な安心感があります。
私の現在の収入源については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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私が仕事選びで重視した4つの条件

セミリタイア後の仕事を探すとき、私は「何の仕事をするか」を最初に決めたわけではありません。
まず、
「どんな条件なら、セミリタイア後の生活を崩さずに働けるだろう?」
と考えました。
その結果、特に重視したのが次の4つです。
① 趣味や自由時間を確保できる
一番重視したのが、仕事以外の時間を十分に確保できることです。
そもそも私がセミリタイアした理由の一つは、会社員時代よりも自由な時間を増やしたかったからです。
そのため、セミリタイアした後に週5日働くようでは、
「何のためにセミリタイアしたのだろう?」
となってしまいます。
私はブログを3年ほど続けており、今後も細々とでも続けていきたいと思っています。
それ以外にも、
- 散歩
- 読書
- ゲーム
- ドライブ
- 食べ歩き
- 猫と過ごす時間
など、仕事以外にもやりたいことが沢山あります。
こうした時間を大切にしたかったので、仕事は週2日程度に抑えたいと考えました。
ぎんた仕事中心の生活から、生活の一部として仕事をするに変えたというイメージですね。
② ノルマや時間に追われる仕事ではない
次に重視したのが、時間やノルマに追われすぎないことです。
これまで私は、農業のアルバイトや大学の生協で品出しの仕事を経験したことがあります。
例えば農業では、野菜の袋詰めをする際に、午前中までに必要な出荷量を確保しなければなりませんでした。
大学の生協でも、店舗が始まる前までに商品の品出しを終わらせる必要があります。
どちらも仕事としては当たり前のことなのですが、決められた時間までに一定量の作業を終わらせる必要があります。
つまり、
「早く、正確に、決められた量を終わらせる」
ことが求められます。
ぎんた当然、仕事が遅い、あるいは早くやろうと作業が雑になってしまうと社員から怒られますし、「早く!きちんとやって(怒)」とせかされます。
私はこうした仕事を経験したことで、
「セミリタイア後まで、ノルマや時間に追われるような働き方はしたくない」
と考えるようになりました。
セミリタイア後は、もう少し気持ちに余裕を持って仕事をしたい!
これも仕事選びでは重要な条件でした。
③ 体力的な負担が少ない
3つ目は、体力的に無理なく続けられることです。
40代になった今、20代の頃と同じ感覚で仕事を選ぶのは難しいと感じています。
大学時代には、ヤマト運輸の荷物の仕分けを経験したことがあります。
荷物の中には重いものもあり、当時は若かったのでそれなりに働くことができました。
しかし、今の自分が同じ仕事をするかといえば、私は選ばないと思います。
重い荷物を何度も運ぶような仕事では、腰などへの負担も気になってしまうためです。
ぎんたもちろん、体力に自信がある40代の方もいるでしょうし、これはあくまで当方の考えです。
できれば、「何年も無理なく続けられるか」という視点で仕事を選びたいと思いました。
④ 人間関係ができるだけ少ない
4つ目は、人間関係の負担が少ないことです。
仕事そのものが自分に合っていても、一緒に働く同僚や上司との相性が合わなければ、長く続けるのは難しくなることがあります。
せっかくセミリタイアしたのに、仕事の人間関係でストレスを抱えてしまうのは避けたいと思いました。
ぎんたなかなか多くはなかったですが、「できれば一人勤務で、自分のペースで黙々と仕事ができる環境がいい」と思いながら探していました。
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4つの条件からマンション管理員を選びました
このような条件を考えた結果、私が選んだのがマンション管理員でした。
私の場合、
- 週2日程度で働ける
- 自由時間を確保しやすい
- 体力的に無理をしにくい
- 仕事内容がさほど難しくない
- 一人で勤務する時間が長い
- 自分のペースで仕事を進めやすい
という点が、自分の希望とかなり合っていました。
もちろん、すべてのマンション管理員の仕事が同じ条件というわけではありません。
勤務日数や仕事内容、人間関係(一人勤務か)などは勤務先によって異なるため、求人を見る際には仕事内容や勤務条件をしっかり確認する必要があります。
私がなぜマンション管理員を選んだのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
セミリタイア後の仕事は「収入」だけで選ばない

セミリタイア後の仕事を探していると、どうしても時給の高さが気になります。
事実私も求人を探していたときに、高い時給の求人には目がいきました。
ぎんた以前の仕事がセキュリティエンジニアだったため、IT系の仕事も探していました。
その中には、時給3,000円と書かれている求人もあり、
「おっ、時給3,000円か、すごいじゃない!」
と思ったことがあります。
しかし、仕事内容を詳しく確認してみると、フルタイム勤務に近い働き方が必要だったり、以前の仕事とあまり変わらないような内容だったりしました。
時給だけを見れば、かなり魅力的でしたが、
「これでは、何のためにセミリタイアしたのか分からないな」
と思いました。
こころ収入を増やすことだけが目的なら、そもそも正社員のフルタイム勤務を辞める必要はないですしね。
そもそも、仕事に使う時間を減らして、自分の趣味などに使える時間を増やしたかったのでセミリタイアをしたはずでした。
だからこそ、セミリタイア後の仕事は「いくら稼げるか」だけで決めない方がいいと私は考えています。
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セミリタイア後の仕事は「必要な収入」から逆算する
では、仕事を選ぶときに何を基準にすればいいのでしょうか。
私が考えているのは、必要な収入から逆算する方法です。
例えば、次のような順番です。
① まず自分の生活費を把握する
最初に、
「セミリタイア後、年間いくらあれば生活できるのか?」
を把握します。
生活費が分からなければ、仕事でどれくらい稼げばいいのかも決められません。
ぎんた私の場合を例にすると、生活費は月9万円程度でしたね。
詳しい内訳については、こちらの記事で紹介しています。
② 資産や投資から補える金額を考える
次に、資産や投資からどの程度を生活費に充てるのかを考えます。
ここは人によって大きく違います。
資産が多い人なら、労働収入をかなり少なくしても生活できるかもしれません。
逆に、資産が少なければ、ある程度の労働収入が必要になるでしょう。
③ 不足分を労働収入で補う
生活費と資産から補える金額を考えれば、
「あと毎月○万円くらいあればいい」
という目安が見えてきます。
そうすると、「できるだけ高収入の仕事を探そう」という考え方から、
「必要な金額を得るために、できるだけ自分の時間を残せる仕事を探そう」
という考え方に変わってきます。
④ 必要な勤務日数を考える
例えば、毎月5万円程度の労働収入があれば生活できるのであれば、フルタイムで働く必要はありません。
週1日、週2日、あるいは短時間勤務でも条件に合う可能性があります。
このように、
「自分はいくら必要なのか」→「そのためにはどれくらい働けばいいのか」
という順番で考えると、仕事選びの大きなヒントになると思いますよ。
資格やこれまでの経験も仕事選びに活かす

仕事を探すときは、自分が持っている資格やこれまでの経験も一度整理してみるといいと思います。
求人によっては、特定の資格や経験が応募条件になっていることがあります。
ぎんた例えば、図書館の求人では司書資格などが条件になる場合がありますし、学校の支援員・介助員などでは教員免許や関連する経験が活かせる求人もありますよ。
こうした仕事は、誰でも応募できる求人よりも応募できる人が限られるため、自分が条件を満たしているのであれば、選択肢の一つとして検討してみてもいいでしょう。
もちろん、実際の応募条件や採用基準は求人ごとに異なります。
「自分には特別な資格がないから」と最初から諦めるのではなく、
- 以前の仕事で身につけたスキル
- 持っている資格
- 過去のアルバイト経験
- 趣味で身につけた知識
- パソコンなどの得意分野
まで一度書き出してみると、意外な仕事が見つかるかもしれません。
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セミリタイア後の仕事選びで大切なのは「どんな生活をしたいか」
ここまで、私が仕事選びで重視した条件を紹介してきました。
結局のところ、私が一番大切だと思っているのは、
「セミリタイアした後、どんな生活を送りたいのか」
を先に考えることです。
会社員時代であれば、
「給料が高い仕事に就きたい」
という考え方も当然だと思います。
私自身も、以前は収入を増やすことを重視していました。
しかし、セミリタイア後は少し考え方が変わりました。
例えば、時給3,000円の仕事でも、週5日働いて毎日仕事のことで頭がいっぱいになるのであれば、私にとってはあまり魅力的ではありません。
逆に、時給がそれほど高くなくても、
- 週2日程度で働ける
- 仕事以外の時間が十分にある
- 体力的に無理がない
- 人間関係の負担が少ない
- 仕事を家まで持ち帰らなくてよい
という条件なら、セミリタイア後の生活には合っていると考えました。
このように、セミリタイア後の仕事では、
「どれだけ稼げるか」ではなく、「どんな生活を維持するために、どれだけ働くのか」
という考え方にシフトしていきました。
自分に必要な収入が分かったら、その金額を得るために必要な勤務日数を考える。
そのうえで、
「自分はどんな仕事なら無理なく続けられるのか?」
という条件をいくつか書き出してみる。
そうすると、自分に合いそうな仕事が少しずつ見えてくると思います。
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まとめ
40代でセミリタイアした私が仕事選びで重視したのは、収入の高さだけではなく、自由時間を確保できるか、ノルマが少ないか、体力的に無理がないか、人間関係の負担が少ないかという4つの条件でした。
セミリタイア後は、まず必要な生活費を把握し、不足する分を補える仕事を探すというやり方がよいかと思いました。
高収入を目指すより、自分がどんな生活を送りたいのかを軸に仕事を選ぶことで、セミリタイア後も無理なく働きながら、自分の時間を大切にできています。
