40代でセミリタイアをしてから、「少しだけ働いて、生活リズムを整えたい」と考えるようになりました。
ただ、フルタイムでバリバリ働くつもりはありません。
生活費を補う程度の収入があれば十分ですし、何より心と体に無理のない働き方を続けたいという気持ちが強くありました。
そこでさまざまな仕事を調べた結果、私が選んだのがマンション管理員という仕事でした。
実際に求人を調べたり、面接を受けたり、仕事内容を詳しく確認した結果、「これは40代セミリタイアとの相性がかなり良い仕事なのでは?」と感じました。
この記事では、40代でセミリタイアした元公務員がマンション管理員を選んだ理由を5つ紹介します。
ぎんたセミリタイアのみならず、定年退職された方にも参考になる話かと思います。
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体力的に無理なく働けそうだったから
40代になると、多くの人が感じると思いますが、20代の頃と比べて体力は確実に落ちます。
私も学生時代には、
- 新聞配達
- 工場での商品の梱包
- 年賀状の配達
- 大学生協での商品検品・品出し
- ヤマト運輸のベースでの荷物仕分け
など、さまざまなアルバイトを経験しました。
当時は若さもあり、「多少きつくても何とかなる」という感覚でした。
新聞配達は天候との戦い
新聞配達では毎朝まだ暗いうちに起き、雨の日も風の日も配達があります。
夏は暑く、冬は凍えるような寒さの中で原付を走らせる毎日でした。
そんな仕事でも20代では問題ありませんでしたが、今同じ仕事を毎日続けられるかと聞かれると、正直かなり厳しいと思いました。
ヤマト運輸では体力勝負だった
ヤマト運輸の大型物流拠点では、ベルトコンベアから次々と流れてくる荷物を方面別に仕分ける仕事をしていました。
軽い荷物だけなら良いのですが、重い荷物が続く場合もあり、しんどい時間帯が長く続くときもあります。
立ちっぱなしでひたすら荷物を仕分けし続けるため、体力と精神力が必要ですし、40代になればぎっくり腰などの危険性もあります。
品出しも意外とハード
大学生協の品出しでは、開店前までに商品を並べ終える必要があります。
時間との勝負なので、急ぎながらも綺麗に陳列しなければなりません。
こうした仕事は、若いうちは楽しく感じていましたが、40代になった今ではスピード勝負の仕事は少し不安を感じました。
その点、マンション管理員の仕事は清掃が中心ではあるものの、物流や工場のようにスピードや重労働を求められる仕事ではありません。
ぎんたもちろん現場によって違いはあるかと思いますが、求人の業務内容を見ると、40代でもこなせそうな内容かと思いました。
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一人勤務が気楽だと感じたから
私がマンション管理員を選んだ最大の理由の一つが、一人勤務が多いことです。
学生時代は社員や先輩から注意を受けながら仕事をすることに、それほど抵抗はありませんでした。
しかし40代になってから同じ状況を想像すると、少し気持ちが変わりました。
例えば、
- 「仕事が遅い!」
- 「もっと急いで!」
- 「何回言えば分かるの?」
このようなことを言われながら働く環境は、自分には合わないだろうなと感じたのです。
ぎんたもちろん、指導そのものが悪いわけではありませんが、セミリタイア後は「精神的なストレスをできるだけ減らしたい」という思いが強かったです。
人間関係の悩みも少ない
アルバイトでは、一緒に働く人との相性も重要です。
どんなに仕事内容が楽でも、人間関係が悪いと仕事へ行くのが苦痛になります。
マンション管理員は、一人勤務の現場も多く、自分の担当業務を黙々と進めるスタイルが一般的です。
もちろん住民の方への挨拶や管理会社との連絡はありますが、常に誰かと一緒に仕事をするわけではありません。
私のように「一人でコツコツ働く方が向いている」と感じる人には、とても相性の良い仕事だと思いました。
マンションの規模によっては、完全に一人勤務ではなく、マンションの清掃を主に担当する方と一緒に協力しながら勤務するなどの場合もあります。
100戸以上の中規模以上のマンションの場合、清掃を担当する方と協力しながら管理をする必要がある可能性があります。
一人勤務であるかどうかは、面接の時間に聞く、求人の連絡先に電話をするなどして事前に把握しておくと良いかと思います。
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ノルマがなく、自分のペースで働けそうだったから
物流や工場の業務では、
「〇時までにこれだけ終わらせる」
というようなノルマや時間との勝負が必要な場合があります。
一方、マンション管理員の仕事を調べてみると、そのような厳しいノルマがある仕事ではありませんでした。
急かされる仕事ではない
もちろん決められた業務はあります。
しかし、
- ゴミ置き場の整理
- 共用部の清掃
- 点検
- 受付対応
などを順番に進めていく仕事が中心です。
- 「10時までに100ケース運ぶ」
- 「午前中に500個仕分ける」
というような仕事ではありません。
マンション管理員は高齢の方も多く活躍している仕事です。
そのため、必要以上のスピードよりも、丁寧に、まじめに、誠実に、決まりを遵守しつつ、継続して仕事を続けることが重視されている印象を受けました。
セミリタイア後は「競争する働き方」ではなく、「淡々と続けられる働き方」を求めていた私にはとても魅力的でした。
元公務員の経験を活かせると思ったから
私は以前、公務員として働いていました。
公務員時代に何度も教育を受けたのが、個人情報の取り扱いです。
民間でもそうかと思いますが、住民の情報は絶対に外部へ漏らしてはいけません。
マンション管理員について調べたところ、こちらも住民の個人情報を守ることが求められていました。
例えば、
- 誰が何号室に住んでいるか
- 長期間留守にしているか
- 家族構成
- 住民から受けた相談内容
などを第三者へ話してはいけません。
ぎんたマンション管理会社の求人でも、守秘義務について明記されているケースも見られ、採用されたら身元保証人を求められるケースもあります。
個人情報保護は、個人情報保護法やマンション管理の実務においても重要視されている事項です。
公務員時代に身につけた「情報を外へ漏らさない」という意識が、そのまま活かせる仕事だと感じました。
また、先ほども少し触れましたが、決まりを遵守して、誠実にまじめに仕事をする姿勢が求められる仕事であり、元公務員との相性も良いかと思います。
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難しい判断を求められない仕事だと思ったから
マンション管理員というと、
「住民トラブルを仲裁する仕事」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
私も最初はそう思っていましたが、実際に仕事内容を調べてみるとそのようなことは無いことが分かりました。
判断するのは管理会社
マンション管理員が住民から相談や要望を受けた際は、内容を確認し、管理会社へ報告・連絡することになります。
例えば、
- 騒音の相談
- 共用部の設備不良
- 清掃についての要望(管理人が行わないような、日常清掃の範囲外の内容)
などがあった場合でも、その場で管理員が解決策を決めるわけではありません。
基本的には管理会社へ引き継ぎ、必要に応じて対応してもらいます。
そのため、「自分の判断で責任を負う仕事は避けたい」と考えていた私にとっては、大きな安心材料になりました。
精神的な負担が比較的少ないという点も、セミリタイア後の仕事として魅力を感じた理由です。
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まとめ
40代でセミリタイアをすると、お金だけではなく、「どんな働き方をしたいか」がとても重要になります。
私がマンション管理員を選んだ理由をまとめると、次の5つです。
- 体力的な負担が比較的少ない
- 一人勤務が多く、人間関係のストレスが少ない
- ノルマがなく、自分のペースで仕事ができる
- 元公務員として培った個人情報保護の意識・決まりを遵守する姿勢を活かせる
- 難しい判断を求められる場面が少なく、精神的な負担が軽い
もちろん、マンションによって仕事内容や勤務環境は異なりますし、清掃業務が中心の現場もあれば、受付業務が多い現場もあります。
それでも、「体力・精神面ともに無理なく長く働ける仕事を探したい」という40代以降の方にとって、マンション管理員は十分検討する価値のある仕事だと感じています。
私自身、実際に仕事内容を調べ、面接を受けたことで、「この仕事ならセミリタイア生活と両立できそうだ」と確信しました。
これからセミリタイア後の働き方を考えている方は、収入だけでなく、「自分が10年続けられるか」という視点でも仕事を選んでみることをおすすめします。
