2023年11月29日現在、+28から始まる電話番号から着信があったとの報告がSNS上でなされています。
+28とはどこの国だろう?
電話に出た場合、どのような内容だったのか?
このように思われる方もいるかもしれません。
本記事では、+28から始まる電話番号の国際電話での国番号・電話に出た場合どうなるかについて調査してまとめてみました。
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+28から始まる電話番号の国際電話での国番号はどこなのか
+28から始まる電話番号から着信する状況について
2023年11月29日現在、+28から始まる電話番号から着信があったとの報告がSNS上でなされています。
+28 未割り当ての国際電話の着信
— angostura_84 (@84_Angostura_84) November 28, 2023
どちらさま~? pic.twitter.com/EybmIiV8Mf
このように、最近は国際電話から突然電話がかかってくるケースが非常に増えております。
警察庁へ報告された特殊詐欺に犯行利用された電話番号の統計資料を見ても、国際電話を用いたものは2023年7月以降急激に増えている状況です。
この資料の黄色の部分が国際電話番号を示しています。
この資料を見ても分かるように、国際電話を使った詐欺目的の電話は今後も続く可能性が高いため注意が必要となるでしょう。
+28から始まる電話番号の国際電話での国番号はほとんどが「未割り当て」である
前回は、カナダケベックからの電話についての記事を掲載しましたが、着信の際に「カナダケベック」とスマホの画面に表示されました。
カナダケベックから受けた留守番電話の音声は前回の記事で確認できますので、興味のある方はご覧ください。
今回の+28から始まる電話を着信した際、どこの国から着信したのか、スマホの画面に国名・地名が表示されたという報告はありませんでした。
そこで、+28で始まる電話番号の国番号について調べてみました。
ウィキペディアに掲載された国際電話番号の国番号一覧を確認したところ、28で始まる欄はほとんどが未割り当てと記載されていました。
27 南アフリカ共和国
280 未割り当て
281 未割り当て
282 西サハラ
・・・(以下28の欄は未割り当てと記載のため省略)
282は西サハラと記載されていましたが、その他は未割り当てのようでした。
よって、282以外の+28で始まる国番号は未割り当てということになります。
+28から始まる電話番号の国際電話での国番号がベラルーシであるという噂について
+28から始まる国番号について調べていくとベラルーシであるという噂がありましたが、国際電話の国番号とは関係がないと思われます。
この情報ですが、国番号でGoogle検索すると国土交通省が掲載している国番号対応表が出てきました。
この資料で国番号を見ると、28の欄にベラルーシ共和国と記載されていることが分かります。
これを受けて+28で始まる国際電話の国番号がベラルーシと思われたのかと思います。
この資料ですが、調査した結果、「チャイルドシートの装置を認可した国の番号」であることが判明しました。
よって、+28で始まる国番号はベラルーシではないと考えられます。
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+28から始まる電話番号に出た場合どうなるのかと対応について
+28から始まる電話番号に出た場合どうなるのか
+28から始まる電話番号に出た場合どうなるのかについても調査してみました。
Xでの投稿で以下のように報告している方がいました。
来ました、
— yoshipon (@yoshidaakihiro) November 29, 2023
中国語の営業電話でした。 pic.twitter.com/yFUPj6wmZh
この電話に出たところ、中国語の営業電話であったということです。
この投稿内容から、電話に出た相手が中国語を話していた、もしくは留守番に残されたメッセージが中国語であったと思われます。
詳細な内容については投稿内容からは分かりませんが、過去の日テレNEWSのYouTube動画で中国語による詐欺の事例が紹介されていました。
動画の内容では以下のものが紹介されていました。
- 中国語の女性の音声テープが流れていた
- 中国語のわかる方に対して詐欺を働こうという手口
- なかには実在しない国番号からの国際電話も含まれていた
また、中国大使館職員を名乗る男に騙されて、実際に400万円以上のお金を振り込んでしまったケースも紹介されていました。
中国語が分かる女性が被害に遭われたようで「あなたの名前と電話番号で中国に他人名義のキャッシュカード10枚が送られており、これは犯罪だ」、「トラブルの解決には現金がいる」と脅されたようです。
SNSでは中国語の営業であったとのことでしたが、前回のカナダケベックの記事で紹介したようなNTTファイナンスをかたった詐欺の電話など、別のパターンの可能性も考えられますのでご注意ください。
+28から始まる電話番号から国際電話が来た場合の対応について
今回のケースでは+28と国際電話の国番号に登録がないところからかかってきたものでした。
そのようなところから国際電話がかかってくるケースは通常はないと思われるため、以下の対応を取るといいと思います。
- 基本的には無視をする。
- 電話に出てしまってもすぐに切る
- 国際電話での通話で高額の通話料金がかかってしまう可能性もあるため、折り返しをしない。
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追記(2024年10月10日):+28からの電話で総務省からかかってきたという声も
2024年10月現在、+28から始まる電話で総務省からかかってきたという声も確認されています。
SNS上での投稿内容では、「2時間後に通信が止まる」という自動音声が流れてきたというものが確認されています。
しかしながら、総務省の公式Xでも本件電話と同様の電話に対する注意喚起情報を掲載しており、このような電話は詐欺であると判断できます。
上記総務省の注意喚起によれば、「2時間以内にすべての通信を停止する」という内容を、個人に電話にて通知することはないとはっきりと書かれています。
しかも自動音声での留守電であり、この手法は他の国際電話を使った詐欺の電話と同様の手口であるため、不審であると言えます。
もし、このような電話を受けた際は詐欺の可能性が高いので無視をするようにしましょう。
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まとめ
本記事では、+28から始まる電話番号の国際電話での国番号・電話に出た場合どうなるかについて調査してまとめてみました。
この記事が参考になれば幸いです。
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