2023年12月28日現在、大野泰正議員の裏金疑惑をめぐり、報道が連日のように行われています。
大野泰正議員はどのような経歴なのか?
これまでの裏金疑惑の経緯はどうなのか?
このように思われる方もいるかと思います。
本記事では、2023年12月28日時点の経歴・学歴についてまとめてみました。
- 氏名:大野泰正(おおの やすただ)
- 生年月日:1959年5月31日(64歳、2023年12月現在)
- 職業:参議院議員
- 本籍:岐阜県山県郡美山町(現山県市)
- 派閥:自由民主党、安倍派
- 選挙区:岐阜県羽島市選挙区
- 当選回数:2回
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大野泰正議員の経歴
大野泰正議員の経歴は以下のとおりです。
発生年 | 内容 |
---|---|
昭和57年 | 全日本空輸(株)に勤務 |
平成2年 | 運輸大臣である父親の秘書官に就任 |
平成8年 | 母親が参議院議員に当選し、公設秘書を務める |
平成15年 | 岐阜県議会議員初当選、以後3期連続当選 |
平成25年 | 参議院通常選挙、岐阜県選挙区で初当選 |
平成28年 | 国土交通大臣政務官就任 |
令和元年 | 参議院通常選挙、岐阜県選挙区で2期目の当選 |
令和5年12月 | 政治資金パーティの裏金問題で、直近5年間で5000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いが明らかになる |
令和6年1月19日 | 政治資金規正法違反罪で在宅起訴 |
昭和57年に大学卒業後に全日本空輸(株)に入社します。
8年後の平成2年、運輸大臣である父親(大野伴睦)の秘書官に就任しました。
平成8年、父親の死去による補欠選挙で当選した母親(大野つや子)の公設秘書を務めます。
平成15年に岐阜県議会議員に初当選、3期を勤め、平成25年に参議院通常選挙に岐阜県選挙区で立候補、当選を果たします。
平成28年に国土交通大臣政務官に就任。
令和元年には参議院議員選挙で2期目の当選を果たします。
令和5年、政治資金パーティの裏金問題が発覚、大野泰正議員は、直近5年間で5000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いが出てきました。
2023年12月28日現在、大野泰正議員の直近5年間での裏金疑惑の金額がトップクラスで高いものとなっています。
大野泰正議員の両親・祖父は政治家を勤めていた
大野泰正議員の両親・祖父は政治家を勤めていました。
大野泰正議員の公式ホームページに以下のように記載があります。
祖父 / 大野 伴睦(衆議院議長、自民党副総裁、北海道開発庁長官)
引用元:大野泰正議員の公式ホームページ
父 / 大野 明(労働大臣、運輸大臣)
母 / 大野 つや子(法務大臣政務官、参文教科学委員会委員長)
家系を見ると、政治家を輩出している一族のようですね。
祖父の大野 伴睦氏は自民党の初代副総裁とのことです。
1964年当初計画になかった東海道新幹線「岐阜羽鳥駅」の開業に尽力したという。
当時は田んぼの中の政治駅と揶揄されたようです。
また、一般財団法人 尾崎行雄記念財団のXの投稿を見ると、当財団が以下投稿の本を咢堂ブックオブザイヤー2023の選挙部門大賞に選出したそうです。
咢堂ブックオブザイヤー2023
— 一般財団法人 尾崎行雄記念財団 (@OzakiYukio) December 24, 2023
選挙部門大賞『「伴睦二世」の戦後史 大野明とつや子の政治人生』(丹羽文生著、振学出版)https://t.co/b0p1ojRZjC pic.twitter.com/9mGKcM1uu7
まさに地元では有名な政治家一家という感じがするね。
大野泰正議員の裏金疑惑の経緯
大野泰正議員は5000万円超のキックバックを収支報告書に記載していなかった疑いが明らかにされています。
2023年12月28日現在の、大野泰正議員のこの裏金疑惑の経緯について以下の表にまとめました。
発生年月日 | 内容 |
---|---|
2023年12月1日 | 朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティで、裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがある旨報道。 |
2023年12月10日 | 朝日新聞が、大野泰正が直近5年間で5,000万円超のキックバックを受けた疑いがあると報道。 |
2023年12月11日 | 裏金疑惑について記者からの質問に対し「精査している」という言葉を繰り返し、疑惑が事実であるのか明らかにしない姿勢であった。 |
2023年12月28日 | 東京地検特捜部が、政治資金規正法の違反の疑いで、大野泰正議員の東京の議員宿舎などへの家宅捜索を実施。 地元の秘書は議員本人と連絡も取れないとのこと。 |
2024年1月19日 | 政治資金規正法違反罪で在宅起訴 |
12月10日に朝日新聞がキックバックの疑いがあると報道。
12月11日に記者から裏金についての質問には「精査している」を連呼して、疑惑が事実なのかを明らかにしない姿勢でした。
その様子は、以下のFNNプライムオンラインの動画内で確認できます。
また、地元の秘書によると、強制捜査が入った大野泰正議員とは連絡が取れていないとのことです。
今後の捜査がどのようになるのか、注目していきたいと思います。
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大野泰正議員の学歴(出身大学)
大野泰正議員の出身大学は慶應義塾大学法学部政治学科です。
みんなの学校によれば、偏差値は67.5とのことです。
慶應義塾大学法学部政治学科出身の有名人は以下のとおりです。
ミッツ・マングローブ(タレント)、小室みつ子(作詞家)、石原裕次郎(俳優)、反町康治(松本山雅FC監督、Jリーグ元監督(湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟)、元サッカー選手)、塩谷立(元文部科学大臣)、河井克行(衆議院議員)、海江田万里(元経済産業大臣・元民主党代表)、岩田剛典(ダンサー(J Soul Brothers))、山本一郎(ブロガー、ライター)、橋本五郎(コメンテーター)、橋本龍太郎(元総理大臣・元大蔵大臣・元厚生大臣・元通商産業大臣・元運輸大臣)、玉塚元一(実業家)、市川右近(歌舞伎役者)、高橋由伸(元プロ野球選手(アテネ五輪代表))、崎本大海(俳優)、柴田倫世(元アナウンサー)
大野泰正議員ですが、幼稚園から大学まで一貫して慶応義塾で学んできたようです。
幼稚園から慶応義塾だと、学費が気になるけどどれくらいかかるのかな。
gooニュースによると、幼稚園から高校までの教育費は平均して1500万~1700万円、大学は法学部だと493万円とのことです。
幼稚園から大学まで合計すると2000万円前後でしょうか
凄いね。
政治家一家の家系だと、それぐらいの費用は出せるのでしょうが。
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まとめ
本記事では、2023年12月28日時点の経歴・学歴についてまとめてみました。
この記事が参考になれば幸いです。
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