2026年5月6日現在、マイナポータルから「電子証明書の有効期限が近づいています」という件名のメールが届いたという声が増えています。
差出人のアドレスを見ると「notice@myna.go.jp」と一見正規らしく見え、内容もそれっぽいものとなっています。
「これ、本物?」と不安になるのは当然ですが、結論から言うと詐欺メールの可能性がかなり高いです。
マイナポータル公式サイトの内容なども参考とし、その根拠をわかりやすく解説していきます。
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マイナポータルからのメール「電子証明書の有効期限が近づいています」が届いたという声
SNS上の投稿によると、問題のメールは以下のような構成になっています。
- 件名:「【マイナポータル】証明書の有効期限が近づいています」
- 差出人:notice@myna.go.jp
- 内容:マイナンバーカードに記載の電子証明書の有効期限が切れるとして、メール内のURLから更新手続きをするよう促すもの
一見すると差出人アドレスが本物のマイナポータル通知用ドメインに見えるので、「本物かな」と思ってしまう方も多いでしょう。
「マイナポータルから電子証明書の期限到来の案内メール」なんて、いかにもありそうなメール来たけど、触っちゃいけない悪質なメールやからね(・o・) pic.twitter.com/pycWLnowy8
— いしshan+゚ (@ishishan1206) May 5, 2026
一方で、通常は、期限の2か月から3か月前を目途にお知らせがくるはずだが、まだ10か月先にもかかわらずメールでのお知らせが届いたというSNS上での声も上がっています。
厚生労働省の公式サイトを見ると、電子証明書の有効期限は発行日から5回目の誕生日までとも記載しています。
電子証明書の有効期限について
厚生労働省の公式サイト
電子証明書の有効期限は、年齢問わず発行日から5回目の誕生日までです。
このように、不自然な点もあるため、本物なのかどうか戸惑う方もいることかと思います。
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マイナポータルからのメール「電子証明書の有効期限が近づいています」は詐欺の可能性が高い
本件メールについて調査したところ、いくつかの不審点が確認されており、詐欺である可能性が非常に高いと考えられます。
以下、そのように判断した根拠について記載していきます。
有効期限通知書で通知が来る
電子証明書の有効期限について厚生労働省の公式サイトを確認すると、電子証明書の有効期限は年齢に関わらず、発行日から5回目の誕生日までと定められています。
そしてデジタル庁の公式サイトによれば、更新の案内については、有効期限を迎える方には、期限の2か月から3か月前を目途に、有効期限通知書が封筒で自宅に送付されるとされています。
有効期限はそれぞれに設定されており、更新手続が必要です。
デジタル庁の公式サイト
マイナンバーカードや電子証明書の有効期限を迎える方には、期限の2か月から3か月前を目途にお知らせ(有効期限通知書)が送付されますので、お早めに開封して、更新の手続をお願いします。
したがって、通知は郵送が正式な方法であり、しかも有効期限の2〜3か月前に届くものとなります。
それなのに10か月も前にメールでお知らせが届くというのは不自然と言えます。
メール文面のリンク先が正規のアドレスと異なる
受け取ったメールのURL部分にマウスカーソルを合わせると、実際のリンク先がブラウザ下部に表示されます。
SNS上でも複数共有されていますが、PC等で閲覧した際に、マウスカーソルを問題のURLに重ねると、マイナポータル(myna.go.jp)とは無関係なアドレスが表示されている模様です。
最近は上手いな
— @tk (@tk63805701) May 5, 2026
マイナからのメールは注意!#マイナポータル#フィッシング詐欺 pic.twitter.com/sj3VdvKBCt
メールの文面はうまく似せているようですが、マイナポータルの偽サイトに誘導し、個人情報を窃取することを目的としている可能性が高いと考えられます。
行政が「お客様」と呼ぶことはまずない
メールの文面をよく見ると「お客様の〜」という表現が使われていることが分かります。
ただ、行政機関が国民を指して「お客様」と呼ぶことは通常ありません。
やまとくんデジタル庁や市区町村からのお知らせにこの表現が使われることはまず考えられないため、この点からも詐欺と考えられます。
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マイナポータルからのメール「電子証明書の有効期限が近づいています」への対応
上記調査より、今回の案件は詐欺メールと判断できます。
したがって、メールの文面に記載のURLはクリックせず、メールはそのまま削除するようにしてください。
やまとくんもし、不安な方は、メールのURLは一切クリックせず、ブラウザで直接マイナポータル(https://myna.go.jp)を開いてログインしてみましょう。
トップページの「マイナンバーカード」から電子証明書の有効期限をいつでも確認できます。
- マイナポータルにログイン
- 「証明書」欄の「マイナンバーカード」をクリック
- 「電子証明書」の欄に有効期限が記載されている(参考:厚生労働省の公式サイト)
もし、個人情報や暗証番号などを入力してしまったばあいは、マイナポータルのパスワード変更やデジタル庁公式記載の窓口への相談、事案によっては警察署・消費生活センターなどへの相談も検討してください。
デジタル庁の相談窓口:0120-95-0178
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まとめ
マイナポータルを名乗るメール「電子証明書の有効期限が近づいています」は、差出人アドレスが本物に見えるだけの詐欺メールである可能性が高いです。
正規の有効期限通知は郵送で届き、時期も有効期限の2〜3か月前と決まっています。
それ以外のタイミングに届くメールや、URLが別ドメインになっているもの、「お客様」という表現が使われているものは詐欺の可能性が非常に高いものとなっています。
もし、電子証明書の有効期限が本当に気になる場合は、マイナポータルに直接ログインして確認する習慣をつけておくと安心です。