2023年9月30日現在、Facebookを語り、
「親愛なる管理者様 あなたのアカウントは無効化されます」
ではじまる不審なメッセージが届いているというユーザが多いようです。
このメッセージは不審ではあるが、どうなんだろう?
と考えているユーザもいると思います。
そこで、本記事では、Facebookを語る不審なメッセージの内容とユーザが取れる対応について記載します。
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「親愛なる管理者様 あなたのアカウントは無効化されます」で始まるFacebookを語る不審なメッセージとは何?
2023年9月現在、以下のようなメッセージがFacebookのメッセージで届いたというユーザが多くいるようです。
Facebookのメッセージ経由でくる文面は以下のようなものです。
親愛なる管理者様
あなたのアカウントは無効化されます。 これは、あなたのページまたはそのページでのアクティビティが当社の利用規約に準拠していないためです。
引用元:Xでの投稿
このアカウントの無効化が間違いだったと思われる場合は、保護をリクエストするためのいくつかの手順をご案内します。 アカウントが完全に削除されないように、これらの手順はわずか数分で完了する必要があります。
ここでアカウントを確認してください hxxps://meta[.]bussiness-suite[.]pro/meta-community-standard
meta[.]bussiness-suite[.]pro
確認されない場合、当社のシステムがあなたのアカウントを自動的にブロックし、再度使用することはできなくなります。 サービスの向上にご協力いただきありがとうございます。
Facebookの規定に違反した覚えもなく、リンク先のアドレスも「meta bussiness suite」という実際にあるビジネスツールがURLにはいっており、いかにもFacebookから警告がきたかのようなメッセージとなっています。
最近はX(旧Twitter)の不具合も報告されているし、Facebookでももしかしたら不具合が起こっているのかな?
とりあえず、リンク先にアクセスしてみるか。
と思ってしまう方もいるかもしれませんね。
Facebookのお知らせを見たらこのようなメッセージがあると、びっくりすると思います。
親愛なる管理者様
— 不動産M&Aの人 (@fudosanma) September 22, 2023
あなたのアカウントは無効化されます。 これは、あなたのページまたはそのページでのアクティビティが当社の利用規約に準拠していないためです。
というFacebookからのメッセージ。日本語も変じゃないし騙されるところだった。 pic.twitter.com/r3EQYe2gP7
日本語を見ても、Facebookからのメッセージと誤認してしまうかもしれません。
そこまでおかしくない日本語だったら、騙されてしまう方もいるのでは。
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「親愛なる管理者様 あなたのアカウントは無効化されます」で始まるFacebookを語るメッセージは詐欺!
Facebookの公式サイトに記載の注意喚起を調査
Facebookの公式サイトには以下のような注意喚起が記載されています。
不審なメールやメッセージに気を付ける
引用元:詐欺的行為からアカウントを守るために
FacebookもしくはInstagramを名乗った不審なメールが届いた際には、まずは送信元のメールアドレスを確認してください。FacebookやInstagramからのアカウントに関するお知らせメールのドメイン名は、@facebookmail.com、@mail.instagram.comのみです。FacebookやInstagramから最近届いたメールは、いつでもアプリから確認できます。また、Facebook社が利用者に連絡をする際にダイレクトメッセージを使用することはありません。金銭を要求するメッセージ、無料のオファー、または利用者のFacebook/ Instagramアカウントの削除または停止を脅すメッセージは信用しないでください。
要約すると、Facebookは以下のことを述べています。
- 不審なメールが届いたときは、送信元のメールアドレスを確認してください。
- お知らせメールのドメイン名は@facebookmail.com、@mail.instagram.comのみ。
- メールがFacebookから本当に届いたか、アプリからも確認するといい。
- Facebookからの連絡にダイレクトメッセージを使用することは無い
とのことです。
このことから、メッセージ経由で上記のような警告のメッセージがFacebookから届く可能性はかなり低いということになり、詐欺の可能性も高まります。
基本的にMeta社からの連絡はメールで届くからです。
公開情報による分析結果で不審(フィッシング)と判定しているベンダー有り
上記リンク先に記載のドメインは実際にはMeta社とは関係のないドメインです。
また、URLが不審なものであるかを調査できるVirusTotalでは、2023年9月30日現在、7社のベンダーが不審(フィッシングなど)と判定しています。
よって、当該URLは入力した情報を不正に取得することを目的としている可能性が高いので、個人情報などを入力せずに無視するようにしましょう。
URLのドメインは上記リンク先とは異なる可能性があります。
攻撃者は準備する不審URLは1つではないためです。
上記文言のメッセージがMeta社から送られた場合はフィッシング(詐欺)の可能性が高いので、基本的には無視するようにしましょう。
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まとめ
本記事では、Facebookを語る不審なメッセージの内容とユーザが取る対応について記載しました。
本記事がお役に立てれば幸いです。
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