田ノ上智隆は「大谷かぶと」を製造した会社の社長!経歴について調べてみた

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丸武産業株式会社の3代目社長である田ノ上智隆さん。

大リーグエンゼルスの大谷翔平選手がかぶった兜(大谷かぶと)を製造した会社の社長ということで最近話題になっています。

会社はなんと全国シェア8割の甲冑メーカーであるとのこと。

日本の甲冑文化を今後も引き続き世界に発信して欲しいですね。

本記事では、そんな田ノ上智隆さんの経歴・プロフィールについてまとめてみました。

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目次

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田ノ上智隆(たのうえともたか)の経歴

誕生から高校までの間

小学生のとき、田ノ上智隆さんは祖父の田ノ上忍(しのぶ)さんがオープンした観光施設「戦国村(現、甲冑工房丸武)」の中を武者姿で歩き回り、お客さんと一緒に記念撮影をしていたそうです。

祖父の田之上忍さんは、オリジナルの甲冑をラインナップ・戦国時代のレプリカをラインナップした丸武産業の創業者です。
また、観光施設「戦国村」も運営していました。
「戦国村」では城を模した建物に趣味で集めた甲冑・骨董を飾り、甲冑を着た記念撮影もおこなっていました。

こころ

小学生のときから接客のアルバイトをしていたなんて驚きだね。

高校生では、漠然とですが家業(丸武産業)を継ぐことを考えていたようです。

出身校は公開されていないようで情報はありませんでした。

高校卒業後、大学には行かず社会人として生きていく道を選びます。

高校卒業後から丸武産業に入社するまでの間

高校卒業後、丸武産業の得意先の「松竹衣裳」に入社しました。

松竹衣裳株式会社は、

昭和32年9月に松竹株式会社衣裳部より独立し、

主に歌舞伎・演劇・映画・テレビ・舞踊における衣裳の製作・賃貸・販売、

また小道具の製作・賃貸・販売、そして各種イベントの企画を行う会社として誕生し、

全国6地区に拠点を置く現在に至っております。  

引用元:松竹衣裳のHP

田ノ上さんは主に扇子などの日本舞踊の小道具の制作担当だったようです。

会社のホームページによると連続テレビドラマや映画で衣装協力をしているとのこと。

ここでは、今年の連続テレビドラマの衣装協力のリストを紹介します。

NHK正義の天秤 season2

連続ドラマ
毎週土曜 22:00 ~(初回放送日:2023/5/6)
出演者:亀梨和也 大島優子 中村雅俊 ほか
日本テレビ 系列だが、情熱はある

連続ドラマ
毎週日曜 22:30 ~(初回放送日:2023/4/9)
出演者:高橋海人 森本慎太郎 ほか
テレビ朝日 系列ケイジとケンジ、時々ハンジ。

連続ドラマ
毎週木曜 21:00 ~(放送日:2023/4/13)
出演者:桐谷健太 比嘉愛未 古田新太 ほか
 日曜の夜ぐらいは

連続ドラマ
毎週日曜 22:00 ~(初回放送日:2023/4/30)
出演者:清野菜名 岸井ゆきの 生見愛瑠 ほか
フジテレビ 系列風間公親教場0 –

連続ドラマ
毎週月曜 21:00 ~(放送日:2023/4/10)
出演者:木村拓哉 新垣結衣 小日向文世 ほか
 私のお嫁くん

連続ドラマ
毎週水曜 22:00 ~(初回放送日:2023/4/12)
出演者:波瑠 高杉真宙 中村蒼 ほか
連続テレビドラマの衣装協力のリスト
こころ

テレビのゴールデンタイムで放送されているようなドラマでも衣装協力を行っているようなすごい会社だね。

松竹衣裳では5年間勤務をしました。

その後、クラシックカーやクラシックバイクのレストアをする会社に勤めたようです。

レストアとは、経年劣化などで動かなくなった部品を交換して、再び乗車ができるように修理することです。

丸武産業入社から「甲冑工房 丸武」誕生まで

2006年の27歳のとき、お父さんに戻ってきて欲しいと言われ、丸武産業に入社します。

1年間甲冑づくりを行った後上京し、甲冑のレンタルや着付けを行う「甲冑ウェディング」を展開。

東京に2つの支店を出したそうです。

こころ

20代の若さで入社して1年くらいで上京して事業展開をするなんてすごいエネルギーだね。

やまとくん

とても行動力のある方なのだと想像できるね。

2015年に鹿児島の本社に戻り、本社・工場と観光施設「戦国村」の統合を行います。

統合により、以下のことを改善しました。

  • 老朽化し、客足の減っていた戦国村をリニューアルすることでの立て直し
  • 本社・工場と戦国村の統合による、拠点間の往復にかかる交通費や人件費の削減
  • それぞれの拠点で派閥が当時できており、ひとつに統合することによる職場の雰囲気の改善
やまとくん

経営者としての仕事もきっちりこなしていたようです!

2018年10月、このような過程を経て、本社・工場と観光施設を統合した「甲冑工房 丸武」が誕生しました。

甲冑工房丸武(旧:戦国村)の場所

鹿児島県薩摩川内市湯島町3535-7

甲冑工房丸武(旧:戦国村)の公式Xの投稿

甲冑工房丸武では、

甲冑工房の見学、着付け撮影館、戦国武将展示館、丸武射的場、売店、飲食店

などがあり、一般の方もなんと無料で見学できるようです。

また、戦国武将展示館では

  • 戦国武将がまとった甲冑の写し
  • 時代劇の甲冑
  • 映画やドラマで使われた甲冑

などを展示していて、歴史上の武将が着た甲冑の写し、Gacktさんのサイン入り甲冑エンゼルスに納品した兜と同じモデルなどを見ることが出来るので大変興味深いものとなりそう。

お目当ての甲冑やかぶとが展示されているかについてですが、問い合わせもしくは公式HPで事前に確認を取るといいでしょう。

以下のYouTube動画で甲冑工房丸武の見学をしている様子などを確認できます。

コ〇〇禍で受注激減!大谷効果で売上激増!

「甲冑工房 丸武」が誕生してから1年半で、コ〇〇禍のため甲冑の受注が激減。

ただ、田ノ上さんはそこであきらめず、ECサイトの運営に力を入れて盛り返します。

2023年4月、大リーグのエンゼルスが丸武産業の兜をホームランレセプションに使用したことをきっかけに取材が殺到するように。

大谷翔平さんが兜をかぶったのは記憶に新しいかと思います。

こちらは大谷さんが兜をかぶった姿を映したXの投稿です。

このことがきっかけとなり、素晴らしい効果がありました。

  • 「甲冑工房 丸武」のゴールデンウィークの入場者数が例年の4~5倍
  • ECサイトでの4月売上が5倍以上、今は落ち着いているが、それでも前年同月の2倍ほど。

大谷さんが活躍している効果が日本の甲冑文化にも及んでおり本当に良かったと思います。

コ〇〇渦で苦労をしてきただけに耐え忍んできたのだと推測できます。

この文化を広めるためにエンゼルスに収めた兜とおそろいの甲冑一式の販売、甲冑柄のプリントTシャツなどの販売を始める予定とのこと。

田ノ上智隆のプロフィール

プロフィール

名前:田ノ上智隆(たのうえともたか)

職業:甲冑工房丸武 社長

年齢:43歳(2023年8月時点)

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まとめ

本記事では、田ノ上智隆さんの経歴・プロフィールについてまとめてみました。

経歴をざっと追っていくと、会社の経営もしっかりしており、20代で事業を展開していくなど、行動力のある方だと思いました。

日本の甲冑文化を伝えられるよう、今後も応援していきたいと思います!

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