2025年11月5日現在、東京ディズニーランドのスプラッシュ・マウンテンのスポンサーである花王が消えているという、SNS上での投稿が複数確認されています。
これを受けて、スプラッシュマウンテンはクローズするのではと不安に思われる方もいるかもしれません。
そこで、本記事では、スプラッシュマウンテンのクローズの可能性について、過去の状況を踏まえたうえで考察していきます。
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花王がスプラッシュマウンテンのスポンサーから降りたという声
2025年11月5日現在、東京ディズニーランドのスプラッシュ・マウンテンのスポンサーである花王が消えているという、SNS上での投稿が複数確認されています。
SNS上で共有されている情報については以下のとおり。
みなさん、スプラッシュ・マウンテンのスポンサーが11月から花王の表記が無くなってることお気づきでしょうか…? pic.twitter.com/yZqlG1vf44
— モーティー🍗クララ・クラック (@zuooooowl) November 2, 2025
上記SNS上で共有されている情報を元に、花王の公式サイトを確認したところ、提供アトラクションの一覧からスプラッシュ・マウンテンが消えていることが判明しました。
東京ディズニーリゾート®の「ハンドウォッシングエリア」や東京ディズニーシー®の「トイビル・トロリーパーク」および「トイ・ストーリー・マニア!」のアトラクション提供をしています。
花王公式サイト
上記花王公式サイトに記載されている提供アトラクションは以下のとおりです。
- ハンドウォッシングエリア
- トイビル・トロリーパーク
- トイ・ストーリー・マニア!
東京ディズニーシーでは、「トイビル・トロリーパーク、トイ」・「ストーリー・マニア!」を提供していますが、東京ディズニーランドではハンドウォッシングエリアのみが記載されています。
また、東京ディズニーリゾート公式サイトにもオフィシャルスポンサーが掲載されています。
そこでも、花王の欄を見るとスプラッシュ・マウンテンの記載が無くなっていることが分かります。
花王株式会社
東京ディズニーリゾート公式サイト
東京ディズニーランド:ハンドウォッシングエリア
東京ディズニーシー:トイ・ストーリー・マニア!、トイビル・トロリーパーク、ハンドウォッシングエリア
これらのことから、花王は11月5日現在、スプラッシュ・マウンテンのスポンサーを降りている可能性が考えられます。
こころ東京ディズニーリゾートと花王の公式サイトで両方とも消えているから、誤って消えているという線はなさそう。
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ディズニーのオフィシャルスポンサー制度とは
そもそもディズニーのディズニーのオフィシャルスポンサー制度とはどのようなものかについて紹介します。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド公式サイトを見ると、詳細が記載されています。
ディズニーテーマパークの参加企業制度は、企業がパーク内の施設を提供し、広告宣伝や販売促進といった営業活動、あるいは広報活動などに、テーマパークをひとつの媒体、素材として使用するユニークなシステムです。
オリエンタルランド公式サイト
上記公式サイトの記載事項をまとめると以下のとおり。
- 企業がパーク内の施設を提供する
- そのことで広告宣伝や販売促進の効果が見込まれる
このように、スポンサー企業がパーク内の施設を提供することで、その施設を利用したユーザに対して自然と宣伝を行うことができます。
花王がスプラッシュマウンテンのスポンサーを離れたことが話題ですが
— ワンス@全制覇の人 (@oncelikedisney) November 3, 2025
2025年11月2日時点ではスプラッシュマウンテンの看板に書いてはありました。いつ撤去されるかは不明です… pic.twitter.com/i7i1rnSjX3
この画像でもスプラッシュ・マウンテンの入り口のところにKAOというロゴが確認できますね。
こころスプラッシュ・マウンテンのスポンサーである花王が降りることで、その後どうなるの?
施設はなくなるのかな?
やまとくんSNS上の投稿を見ても、この事態を受けて不安になっている様子がうかがえます。
以下では、スポンサーが降りた場合の過去の事例について見ていき、今後どうなるのかについて考察していきます。
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スプラッシュマウンテンはスポンサーが降りても継続運営される可能性あり
スポンサーが降りると提供されていた施設もクローズするのか不安になる方もいるかと思います。
そこで、スポンサーが降りても継続運営されていた事例を見ていきたいと思います。
イッツ・ア・スモールワールドはスポンサー不在の間も継続運営された
イッツ・ア・スモールワールドは1983年4月にオープンした施設です。
1983年の開園以来、そごうがスポンサーでしたが、2008年4月に提供を終了しました。
その後、5年後に日本通運がスポンサーについたことで、約5年ぶりにスポンサーによる提供となりました。
2008年~2013年の間はスポンサーが不在でしたが、イッツ・ア・スモールワールドが長期間クローズしたという情報は無いようでした。
2010年ごろにもイッツ・ア・スモールワールドに行ってきたというYouTubeや4travelの投稿でも確認されていますので、クローズはしていないようです。
4travelの投稿見出しには、「《2010年2月》冬でも元気に!!東京ディズニーランド!」というタイトルとなっています。
内容を見ると、イッツアスモールワールドにも行っている様子が分かります。
また、スプラッシュマウンテン自体も、以下のようなスポンサーの歴史があります(参考:Wikipedia(スプラッシュ・マウンテン))。
- オープン以来スポンサーは日産自動車が勤めていた
- 2006年9月、ブランドの認知アップの役割を充分に果たせたことを理由にスポンサー契約を終了
- 2015年7月より花王が新たなスポンサーとして提供をした
このように、スプラッシュ・マウンテン自体も2006年から2015年までスポンサーなしの状態が続いていたことが分かります。
したがって、スポンサーが無くなっても、すぐにクローズということにはならないと思われます。
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ホーンテッドマンションはセコムが降りた後も継続運営されている
上記は、スポンサーが交代した事例でしたが、ホーンテッドマンションにおいてはスポンサー(セコム)が降りた後も継続運営されています。
ホーンテッドマンションは、オープン当初からノースポンサーで運営されていましたが、1998年から2003年3月まではセコムが提供していたようです。
しかしながら、2025年11月現在、スポンサー無しの状態でもホーンテッドマンションはいまだに人気のあるアトラクションで健在です。
ディズニーランドの好きなアトラクションでもトップクラスの人気がある
なお、スプラッシュマウンテンはディズニーランドのなかでもトップクラスの人気があることが分かりました。
2023年に行われたAllAboutの「好きなディズニーランドのアトラクション」のアンケート調査では、スプラッシュ・マウンテンがなんと第2位にランクインしていました。
やまとくんちなみに一位はビッグサンダーマウンテン、3位はプーさんのハニーハントです。
こころさきほど紹介したイッツ・ア・スモールワールドは5位、ホーンテッドマンションは7位と記載されているね。
イッツ・ア・スモールワールドはスポンサー無しでもクローズせず稼働し続けたこともありました。
ホーンテッドマンションにおいては、スポンサー無しの現在でも稼働をしています。
それよりも人気のあるスプラッシュ・マウンテンがスポンサーが無くなったからといってすぐにクローズになるというのは考えにくいのではと考えられます。
東京ディズニーランドの核となる施設と言えるからです。
やまとくんもしかすると時間が経てば代わりのスポンサーも出てくるのではと思いますね。
以上の調査内容よりまとめると、スプラッシュマウンテンはスポンサーが降りても継続運営される可能性は充分に高いと考えられます。
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2026年1月から休止するという情報もあるが
少し紛らわしいですが、2026年1月からおよそ1か月間、スプラッシュ・マウンテンが休止するという情報が公式サイトに掲載されています。
休止情報: 2026/1/14 – 2026/2/12
東京ディズニーリゾート(スプラッシュ・マウンテン)
しかしながら、休止期間は1ヵ月足らずであり、施設のメンテナンス程度のものかと思います。
アトラクションの休止はたびたび行っており、Googleで「アトラクション 休止 ディズニー 情報 2024」などで検索すると、昨年も様々な施設が休止をしていたようです。
例えば、プーさんのハニーハントも2024年1月26日から5月24日まで休止していたようですが、5月25日以降は再開しています。
したがって、クローズのための休止なのではと、過度に反応することもないのかと思います。