大阪万博リングをデザインした建築家は誰?必要性などSNS上の意見について

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2023年11月14日現在、大阪万博のリングについて必要であるのかが話題になっているようです。

そもそも大阪万博リングのデザインした建築家は誰なのか?

と思われる方もいるかもしれません。

本記事では、大阪万博リングのデザインを担当した建築家は誰なのか・必要性などSNS上の意見について調査してまとめてみました。

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目次

大阪万博のリングのデザインを担当したのは建築家は藤本壮介

大阪万博のリングをデザインを担当した建築家は藤本壮介となります。

以下にプロフィールと経歴を掲載します。

藤本壮介のプロフィール・経歴

藤本壮介のプロフィール
  • 氏名:藤本壮介(フジモトソウスケ)
  • 生誕:1971年の北海道東神楽町
  • 職業:建築家

経歴は以下の表のとおりです。

発生年イベント
1971年北海道で生まれる
1990年北海道旭川東高等学校卒業
1994年東京大学工学部建築学科卒業
2000年青森県立美術館設計競技2位
2000年藤本壮介建築設計事務所設立
2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)
2015・2017・2018年ヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞
2019年津田塾大学小平キャンパスマスタープラン策定業務のマスターアーキテクトに選定
2020年大阪万博2025の協会事務局会場デザインプロデューサーに就任
2021年大分空港海上アクセス旅客ターミナル建設工事基本・実施設計業務 最優秀者に選定
参考資料:六本木未来会議

1994年に大学を卒業した後は、ニート同然の生活をしていたそうです。

しかしながら、地道に設計活動に勤しんだ結果、2000年には青森県立美術館設計競技で2位(優秀賞)受賞したとのことです。

同年に個人の建築事務所を設立し、建築家として華々しいデビューを飾りました。

建築家としては、ヨーロッパを中心として数多くの章を受賞しており、トップランナーと言えるような仕事をしているようです。

そのような経緯もあり、今回の万博のリングを設計を任されたのかと思います。

藤本壮介の作品の一部紹介

藤本壮介は武蔵野美術大学図書館や市原の公衆トイレなど数多くの作品を手掛けてきました。

どのような作品なのか、参考としてXでの投稿写真を掲載しておきます。

公衆トイレは小湊鉄道線上総鶴舞駅前に設置とあるので、千葉県の小港鉄道沿線の近隣の方は閲覧できるかもしれません。

武蔵野美術大学図書館は実際に利用してみないと感想はよく分かりませんが、見た感じはおしゃれな感じがします。

キャンパスの図書館の一般の方が入れるかはわかりませんが、東京など大学の近隣に住んでいる方は見ることができるかもしれません。

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大阪万博のリングの必要性は?SNSなどの意見について

大阪万博のリングは先ほど紹介した藤本壮介という建築家によりデザインされたものであることが分かりました。

このリングをめぐりSNS上などでは、多くの意見が交わされている状況です。

多くの意見が交わされている理由は以下のとおりです。

  • 建設費が350億円と高額である
  • 大阪万博閉幕後は解体することが決まっており、木材は民間に売却する
  • 当初は予定にはなかったが、藤本壮介氏の要求で350億円のリングを追加したと言われている

参考資料:yahooニュース(FLASHの記事)

リングの建設については2023年10月31日に行われた参院予算委員会でも、立憲民主党の中谷一馬氏から質問が出ていました。

「木造のリング・大屋根は一周2キロもある。海のほうまでぜんぶ延びて360度ある。ところが当初の計画ではこんなリングはまったくなかった。ゼネラルプロデューサーかなんかのアイデアらしく、このリングだけで350億円余計にかかるようになった。
 先ほど西村大臣、経費削減の努力をしたと言ったが、実際にはどんどん予算が膨らんだのではないか。このリングを一部削るとか、いくらでもコストカットの方法があるのではないか」

引用元:yahooニュース(FLASHの記事)

上記をまとめると以下のとおりです。

  • 当初は計画になかったリングが追加され、350億円余計に追加された
  • 西村大臣が経費削減と述べていたが、現時点で、当初の建設費1250億円から2350億年とほぼ倍増されている。
  • コストカットの方法はいくらでもあるのではないか

当初の建設費が1250億円であれば、その予算内でやって欲しいところですが、リングのような350億円もの高額な建築物を盛り込んでいるようです。

やまとくん

本気で経費削減をおこなおうとすれば、このリングはもはや追加できないのではと思ってしまいます。

大阪万博のリングについて、万博担当大臣と万博協会の会長、SNS上の声を掲載しておきます

大阪万博のリングの必要性について万博担当大臣と万博協会の会長が述べていること

2023年11月8日に自見英子(はなこ)万博担当相は衆院内閣委員会で以下のように述べています。

「夏の暑い時期に開催される。日よけの熱中症対策として大きな役割を果たす」と述べ、「万博会場に欠かせない建築物」との認識を示した。

引用元:yahooニュース(FLASHの記事)

万博閉幕後は壊すものの、夏の暑い時期の日よけ対策のために350億円を投じることが必要という見解のようです。

経団連の十倉雅和会長(万博協会の会長も務める)は2023年11月6日に以下のように述べています。

一方、建設費が約350億円かかる世界最大級の木造建築物「リング」(大屋根)について、十倉会長は世界分断の危機の時代に「連携」を示す象徴的意味があるとして、「ぜひやりたい」と意欲を示した。

引用元:yahooニュース(FLASHの記事)

十倉雅和会長はこのように「ぜひやりたい」と意欲を示したようです。

このように、万博の担当大臣、万博協会の会長はこの350億円のリングの建設については必要である意向を示しています。

大阪万博のリングの必要性について国民などのSNS上の声

次に国民などSNS上の投稿を見てみます。

上記SNSの投稿をまとめると以下のようになります。

  • リングは不要。350億円を生活苦の 1人親家族に7万円づつ給付すれば50万世帯に配れるぐらいの額
  • 万博後に壊す350億円のリングは無駄遣いにしか思えない
  • リングはすでに建設中である

SNS上の書き込みを見ると「リングは必要である」という投稿よりも、「リングは不要である」旨の投稿の方が圧倒的に多い印象でした。

そして、リングはもう建設している最中であるようです。

また前兵庫県明石市長の泉房穂氏も2023年11月10日に以下のように投稿をしています。

  • 大阪の吉村知事、経団連の十倉会長の必要な理由は不明
  • 自見万博相の必要な理由は日よけ???

このXの投稿に対する「いいね」は投稿して4日でおよそ2.6万件、リポストは7910件となります(2023年11月14日現在)。

SNS上で見える国民感情として、リングの必要性には疑問をいだいている方が多数いるようです。

やまとくん

2023年11月現在、物価高騰で18ヵ月連続で実質賃金が低下している国難の状況で行うべきものなのかと思ってしまいます。

この投稿で示されている厚労省の統計資料によると、前年の4月から見事にマイナスが続いていて、今後が不安に思ってしまう方も多そうです。

実質賃金がマイナスになっており、使えるお金がどんどん減っていることを示しています。

また、2023年11月10日から3日間実施されているNHKの世論調査「大阪万博の負担増に納得できるか」では、以下の結果になっています。

「納得できる」が15%、「納得できない」が77%

参考資料:NHKの公式サイト

およそ4分の3が「納得できない」という回答でしたので、過半数を大きく超える大多数の国民は負担増には反対をしていることが分かりました。

このように、負担増の一因となっているリングの建設に国民の「リングは不要」という意見が多いのも分かる気がする結果となっています。

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大阪万博の350億円のリングと同価格くらいの建設物について

350億円と同価格くらいの建築物にはどのようなものがあるのか、調べてみました。

調べてみると、Xで以下のような投稿をしている方がいました。

表にまとめると以下のとおりです。

建築物建設費用
東京スカイツリー400億円
パナソニックスタジアム141億円
ノエビアスタジアム神戸230億円
zoomスタジアム90億円
大阪万博リング350億円

この内容を見ると、各スタジアムの建設費用よりも高いことが分かります。

また、東京スカイツリーと同じくらいの建設費用が大阪万博のリングでは必要なようです

こころ

350億円がいかに高い金額なのかが分かった。
しかも万博終了後は解体するという。

やまとくん

SNSでももったいないという感想をもっている方が多数います。

こころ

リング解体後はばらして木材を売却するといっているが、どれぐらいの価値があるのかもよく分からず。
壊さなければならないのであれば予算もオーバしているので作らない方がいいのではと考えてしまう。

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まとめ

本記事では、大阪万博リングのデザインを担当した建築家は誰なのか・必要性などSNS上の意見について調査してまとめてみました。

この記事が参考になれば幸いです。

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