メッセージ「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」は詐欺か調査

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2025年5月20日現在、人材紹介サービスを提供している会社のマイケル・ペイジ・ジャパン(Michael Page Japan)からオンラインワークを紹介するメッセージが届いたという、SNS上の投稿が複数確認されています。

人材紹介サービスだから仕事を紹介することはあるかもしれないが、メッセージの送信元のアドレスを見ると不審だが詐欺ではないのか?

このように思われる方もいるかもしれません。

本記事では、マイケル・ペイジ・ジャパンからの「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」で始まるメッセージは詐欺かどうか・ユーザの対応について記載します。

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メッセージ「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」が届いたという声

2025年5月20日現在、人材紹介サービスを提供している会社のマイケル・ペイジ・ジャパン(Michael Page Japan)からショートメール(SMS)にて、オンラインワークを紹介するメッセージが届いたという、SNS上の投稿が複数確認されています。

Michael Page Japanについては聞いたことが無い方もいるかもしれませんが、主に外資系・日経グローバル企業の転職支援や求人案内のサービスを行っている会社となります。

SNS上で確認されるメッセージの内容は以下のとおりです。

  • マイケル・ペイジ・ジャパンからSMS経由でオンラインワークの仕事のあっせんのメッセージが届いた
  • 仕事内容は取引先データの更新・露出度や予約数を向上させる仕事
  • 収入の目安は試用期間終了後に80万円と高額なものとなっている
  • 連絡はメッセージに掲載されているLINEIDまで行うよう案内している

なお、メッセージ上で確認されているメッセージの文面は以下のとおりです。

マイケル・ペイジ・ジャパンからのSMSの内容
SNS上の投稿内容1

収入の欄を確認すると、試用期間終了後に80万円と高額な仕事をあっせんし、末尾にはLINEに誘導するような文言もあるため不審である感じる方もいるかと思います。

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マイケル・ペイジ・ジャパンの詐欺メールに関する注意喚起情報

マイケル・ペイジ・ジャパンでは詐欺メールに対する注意喚起のページが公開されており、そこには採用詐欺を見抜くためのヒントが記載されています。

今回のメールに関連のありそうな箇所をまとめると以下のとおりです。

  • 人材コンサルタントを名乗る者からのプロフィールに活動、情報、連絡先の詳細がない
  • メールはすべて公式メールアドレス(@michaelpage.co.jp、@pageoutsourcing.com、@pageexecutive.com、@page.com)から送信される
  • 人材コンサルタントを名乗る者からプロフィールに活動、情報、連絡先の詳細がない
  • プロフィール写真が不審である
  • (中略)
  • 当社からのメールはすべてPageGroup/Michael Page/Page Executive/Page Outsourcingの公式メールアドレスから送信されます。
  • @michaelpage.co.jp
  • @pageoutsourcing.com
  • @pageexecutive.com
  • @page.com
マイケル・ペイジ・ジャパン公式サイト

先ほど紹介したメッセージの文面に記載されているアドレスは、ドメイン部分がhotmail.comとなっており、上記マイケル・ペイジ・ジャパンの公式メールアドレスとは異なるアドレスとなっています

また、メッセージ送信者のプロフィールの活動、情報の詳細が文面では確認できず、連絡先がLINEIDとなっていることも不審であると言えます

したがって、本件メールはマイケル・ペイジ・ジャパンの担当者を騙る詐欺の可能性が考えられます。

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過去にも会社名だけを変えた同一の内容の詐欺メッセージが確認されている

また、今年の4月ごろにもJACリクルートメント、dodaを騙る同様の内容のメッセージが不特定多数のユーザに送信されており、両会社ともに送信した事実はないという注意喚起情報を掲載しています。

以下は、doda公式サイトで公表された内容となります。

現在、SMSを通じて、dodaを名乗りオンラインワーク(パートタイム/フルタイム)を紹介する不審なメッセージが届いたという問い合わせを複数いただいております。
dodaのサービスから個別にパートタイム/フルタイムの仕事等を紹介するメッセージをお送りした事実はありません。
該当のメッセージに返信または記載されたURLにアクセスせず、速やかに削除していただきますようお願いいたします。

doda公式サイト

なお、その時に送信されたメッセージは以下のとおりです。

dodaを騙るsmsの文面
SNS上の投稿内容2

このように、会社名だけマイケル・ペイジ・ジャパンに変えた、案件の内容がまったく同じ内容のもの(応募条件が若干異なるくらい)をメッセージで送信していることが分かります。

人材紹介サービスを提供している会社の名前を騙り、まったく同じ内容のメッセージを不特定多数の方にばらまいている可能性が考えられます。

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メッセージ「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」は詐欺の可能性が高い

上記調査結果より、本件ショートメール「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」は詐欺である可能性が高いものとなります。

もし、メッセージ記載のLINEIDに連絡をすると、最終的にタスク副業の詐欺の被害にあう可能性もあり、注意が必要です。

タスク副業詐欺では、報酬が支払われるとうたうが、実際は作業ミスなどの名目で高額を送金させる詐欺事案となります。
タスク詐欺の事例については、2025年2月7日に消費者庁が注意喚起しており、現在も引き続き発生が確認されているようです。
もし、興味のある方は、こちらの消費者庁のサイトで紹介されている事例も併せてご覧ください。

したがって、本件メッセージを受け取った際は記載されたLINEIDあてに連絡をすることなく、削除するようにするとよいでしょう。

もしトラブルに巻き込まれたなど、相談事項がある方は、消費者ホットラインや警察相談専用電話などもご活用ください(上記消費者庁の注意喚起のサイトに記載されていた相談窓口となります)。

  • 消費者ホットライン「188(いやや!)」番:最寄りの消費生活センターを案内されます
  • 警察相談専用電話「#9110」:最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号となります

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まとめ

本記事では、マイケル・ペイジ・ジャパンからの「マイケル・ペイジ・ジャパンプラットフォームでは、多くのオンラインワークの機会があります」で始まるメッセージは詐欺かどうか・ユーザの対応について記載しました。

この記事が参考になれば幸いです。

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