2025年7月21日現在、映画「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」の上映がスタートしていますが、4DXの上映が無いことから、今後導入される可能性があるのか、気になる方もいるかもしれません。
- 映画「鬼滅の刃 無限城編」の4DXは上映される可能性はあるのか?
- なぜ4DXの上映は遅れるのか?
- 過去の鬼滅の刃の映画での状況や他の作品ではどのようなスケジュールで4DXが展開されていったのか?
- 4DXが上映されるとしたらいつ頃になりそうか?
本記事では、映画「鬼滅の刃 無限城編」の4DXが無い理由や今後の上映の可能性について、過去の上映状況を元に可能性について考察していきます。
「鬼滅の刃 無限城編」4DXを求める声
2025年7月21日現在、映画「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」の上映がスタートしていますが、4DXの上映が無いことから、今後導入される可能性があるのか、気になる方もいるかもしれません。
SNS上でも以下の投稿のように、多くの方が「鬼滅の刃 無限城編」の4DXでの上映を心待ちにしているようです。
SNS上での投稿内容
- 鬼滅の刃最高すぎた〜 推し達(複数いる)出てくるたび 心の中で叫びまくってた 4DXやるなら絶対見たい
- 鬼滅の刃無限城編、家族で観に行ってきた 映像も音も凄いし、本っ当に声優さんって凄い!って思った 2時間半あっと言う間だった 4DXでも観たいなぁ
- 鬼滅の刃 少し待ったら4DXするかなぁ。
このように、映画「鬼滅の刃 無限城編」を見終わった方を中心に、4DXでも見てみたい、いつ4DXで公開がなされるのか、絶対に4DXで見たら楽しいだろうといった、SNS上での投稿が多くなされている印象です。
2020年に上映された映画「鬼滅の刃 無限列車編」の時もそうでしたが、何度も映画館に足を運んで、何度も感動を味わった、いつ見ても泣けるといったコメントも多くなされており、今回の映画「鬼滅の刃 無限城編」に関する投稿を見ても、無限列車篇と同じように、かなり評価の高い内容である印象です。

興行収入も速報ベースですが、2日で37億を突破しているようであり、「無限列車編」が記録した46億円のオープニング記録(3日間)の更新は確実とみられています(参考:ヤフーニュース)
このことから、映画「鬼滅の刃 無限城編」の場合でも、複数回映画館に足を運ばれる方も多くいるかもしれません。
その際に、今度は別のフォーマットで見てみたいと思われる方もいるかもしれず、その際の選択肢の一つとして、4DXでの映像を見てみたいと思う方もいるかと考えられます。
しかしながら、4DXの上映はどこなのか、現在放送されているのかよく分からないという方もいるかもしれませんので、以下では、現時点での4DXの観賞の可否、4DXの上映の今後の可能性や過去の作品でのスケジュールなども踏まえて調査して記載していきます。
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「鬼滅の刃 無限城編」4DXの上映館は7月21日時点ではなし
2025年7月21日現在、「鬼滅の刃 無限城編」4DXの上映館についてですが、鬼滅の刃公式サイトや主だった映画館の公式サイトを確認するも、4DXでの上映は現時点ではないようでした。
現在、上映されている通常のフォーマット(2D)以外のものでは、IMAXとDolby Atmosが確認されています。
鬼滅の刃公式Xでも、現時点では、IMAXとDolby Atmosでの上映についてアナウンスしており、こちらのフォーマットでは、映画公開初日より上映がなされていると述べています。
【#無限城編 チケット販売開始】
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) July 14, 2025
劇場版「鬼滅の刃」無限城編
第一章 猗窩座再来
初日以降より上映される
通常回のチケット販売を開始しました。
※一部劇場を除く
IMAX/Dolby Atmos/5.1ch/7.1ch/DTS:X
対応劇場も初日より上映。
▼上映劇場はこちらhttps://t.co/nWGoDRFZpe#鬼滅の刃 pic.twitter.com/z4lDioojEa
なお、上記公式Xにも述べられているように、「鬼滅の刃 無限城編」が見られる映画館はこちらの上映劇場一覧より確認できますので、行こうとしている映画館でIMAXとDolby Atmosでの上映の有無についても、事前にご確認ください。
公開初日より、IMAX版での上映も決定。
鬼滅の刃公式サイト
2020年に公開した「無限列車編」の公開館数を超える、
全国443館(通常版:390館+IMAX版:53館)での劇場展開を予定しています。

例えば、千葉幕張新都心のイオンシネマの公式サイトを見てみると、IMAXにも対応をしているようでした。
IMAXでは、高画質・高音質で迫力のある映画体験ができるフォーマットで、通常の映画館よりも大きなスクリーンとなっています。
TOHOシネマズの公式サイトによれば、まるで映画の中にいるようなリアルな臨場感が体感できるプレミアムシアターと記載されています
また、Dolby Atmosとは、立体的な音響空間を作り出すための技術であり、通常サウンドシステムの左右前後に加えて、高さの方向の音も再現し、よりリアルな音を再現するものとなっています。
イオンシネマの公式サイトによれば、立体的な音が全身を包みこむ、静かで小さなささやき声も、迫力のある爆発音もいつもよりもあり、音が動き、まるで映画の中にいるような感覚と表現しています。
現時点(2025年7月21日時点)では、4DXの上映がなされていないと考えられますので、もし通常版ではないフォーマットですぐに見てみたいという方は、IMAXとDolby Atmos版での上映を楽しむと良いかと思います。
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「鬼滅の刃 無限城編」4DXの上映館が現時点でない理由について
2025年7月21日現在、「鬼滅の刃 無限城編」の4DXがない理由については、鬼滅の刃公式サイトには記載が確認されませんが、以下のように考えられるかと思います。
- 4DX用の演出データの作成・準備に時間がかかる
- 過去作の導入パターンにならった段階的展開・戦略の可能性
以下にそれぞれの理由について記載していきます。
4DX用の演出データの作成・準備に時間がかかる
まず、4DX用の演出ですが、海外メディアFox Newsにも4DXの公開が遅れる理由について、映画鑑賞体験を作るのにプログラマーが懸命になり、2~3週間ほどの時間をかけて映画鑑賞体験を向上させるよう取り組んでいる旨が記載されています。
The 4DX programmers work really hard to pull this all off. They take two to three weeks to create the experience that enhances the moviegoing experience. Between the fog machines, sound systems and sensory elements, they create original and unique experiences that immerse viewers.
FOX NEWS
4DXのプログラマーたちは、これを成功させるために本当に懸命に働いている。彼らは2週間から3週間かけて、映画鑑賞体験を向上させる体験を作り上げる。フォグマシーン、サウンドシステム、感覚的な要素の間で、彼らは観客を没入させる独創的でユニークな体験を作り出します。
先ほど紹介したように、4DXでは、「座席の動きや風や水、香りなどの特殊効果で五感を刺激して、映画の世界を楽しむことができる」フォーマットとなっていますので、映画の映像に合わせて、どの箇所で風やミスト・香りを起こすのか、座席を動かすのかなど検討をして、導入をしていく必要があるので、技術的にもそれなりの期間の準備が必要なのかと思われます。
過去作の導入パターンにならった段階的展開・戦略の可能性
4DXの導入パターンですが、過去に公開された映画でも段階的に4DXが公開されたような経緯が確認されています。
例えば、今年公開された映画ガンダム GQuuuuuuX(2025年1月17日公開)では、最初は通常版の公開がなされていましたが、4DXでの上映が2025年2月22日より決まった経緯があります(ジークアクス公式サイト)。
このように、映画ガンダム GQuuuuuuXでは、通常版の公開から6週間後に、4DXでの上映がなされており、まず最初に物語重視で公開がなされ、その後再度映画館に足を運ぶ方を対象に、4DXでの上映も準備しているという戦略の可能性もあるかと考えられます。
また、まずは通常版を先行していち早く展開をしてしまい、並行して準備までに時間のかかる4DXの制作を行って、遅れて上映を決定するという戦略も考えられるかと思います。
前回上映した、かなり人気の高かった鬼滅の刃「無限列車編」では、国内興行収入が400億を突破し話題になり、当時リピータも数多くいることも判明していましたし、今回の「鬼滅の刃 無限城編」でも上映最初の2日間で無限列車編を上回る勢いの興行収入であったことも考えると、リピーターは確実に多いと思われ、その際に4DXでのフォーマットで鑑賞する方も多いのではと予想できます。
このような戦略を考えると、今後遅れて4DXが導入される可能性もかなり高いのではとも感じます。
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「鬼滅の刃 無限列車編」4DXは2ヵ月後に上映した
2020年の「鬼滅の刃 無限列車編」でも4DXでの上映がなされていました。
鬼滅の刃公式Xによる当時の投稿(2020年12月14日)でも、「MX4D・4DXでの上映が、2020年12月26日より決定」とお知らせをしていました。
『劇場版「#鬼滅の刃」無限列車編』12月26日よりMX4D・4DXの上映開始が決定!
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) December 14, 2020
全国合計30万名様にMX4D・4DX上映の入場者特典として「無限列車切符風アクリルキーホルダー」の配布いたします。 pic.twitter.com/nEypOvhFSW
なお、「鬼滅の刃 無限列車編」は2020年10月16日に公開がなされたため、通常版の公開より、およそ2か月と10日後(約70日後)に4DX版の公開がなされたことになります。
このように、鬼滅の刃の映画の過去作でも4DXでの上映がなされていることから、今回の「鬼滅の刃 無限城編」でも2か月以上の期間を経て上映が決定される可能性も考えられるかと思います。
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「鬼滅の刃 無限列車編」4DXの内容について
なお、「鬼滅の刃 無限列車編」の時の4DXの効果については、「PHILE WEB」というサイトに詳細に書かれてあり、一部紹介すると以下のようなものだったと述べられています。
- シートが前後・左右・上下に動く
- エアーブラスト(風が噴射)・ウォーターミストあり(顔・頭上へ噴射)
- 前席背部に香り
- 館内をただようシャボン玉
- LEDストロボで雷などを表現
- スクリーン前に泡が舞う(雪を表現したもの)
- シート首元から温風が出て、爆発や熱風を表現した
- スクリーン前に煙が出る(霧を表現)
このように、4DXでは、五感による体験のために、映像に合わせて様々な仕掛けがなされてあり、上記内容を見てもかなり楽しめる内容になるかと想像できますが、一方でこれだけの効果を実現するためには、準備には時間がかかるということも予想できるかと思います。
「鬼滅の刃 無限列車編」の4DXは上映される可能性が高い
上記調査内容より、「鬼滅の刃 無限列車編」の4DXが今後導入される可能性は充分に高いのではと考えられます。
4DXが導入される可能性が高いと考える理由は以下のとおりです。
- 「鬼滅の刃 無限城編」は「鬼滅の刃 無限列車編」(400億以上の興行収入)と同じ・もしくはそれ以上の興行を上げる可能性がある
- リピータも多いと予想でき、その際に4DXを選択する方も一定数見込める
- 4DXでは準備に時間がかかるため、通常の上映開始よりも遅れて公開される場合もある
- 「無限列車編」では通常版の上映後、約70日後に4DX版が上映された実績もある
このように、人気の高い鬼滅の刃の映画では、4DX版の公開を行っても、十分に採算がとれると考えられ、また過去の映画「無限列車編」でも4DX版の上映を実施していたことから、今回も遅れて4DX版の上映がなされる可能性はかなり高いと考えられます。
また、前回の「鬼滅の刃 無限列車編」の場合では、鬼滅の刃公式Xで公開後およそ60日後に4DX版での上映をおこなうとアナウンスとしていることから、今回の場合でも公式より遅れて案内がなされる可能性も考えられます。
したがって、鬼滅の刃公式Xやサイトの更新を時々チェックを行い、情報収集をしてみると良いかと思います。

また、前回と同様のタイミングであれば、「無限城編」の4DX公開時期は、2025年10月前後くらいになるのではと予想できますので、楽しみに待つようにすると良いかと思います。
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まとめ
本記事では、映画「鬼滅の刃 無限城編」の4DXが無い理由や今後の上映の可能性について、過去の上映状況を元に可能性について考察していきました。
この記事が参考になれば幸いです。
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