2023年9月13日に行われた内閣改造で、木原稔議員が防衛大臣に起用されました。
日本の防衛大臣ということで、海外のメディアも今回の人事は注目していると思われます。
そこで、中国のメディアはどのように感じているのか気になったので調べてみました。
本記事では、木原稔議員が防衛大臣に起用されたことを受け、中国海外メディアはどのように反応しているのかを整理してまとめてみました。
木原稔議員の経歴などを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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木原稔議員(防衛大臣)は「親台湾派」!初入閣での海外の反応を調査
【速報 JUST IN 】内閣改造 防衛大臣に木原稔氏起用へ 初入閣 #nhk_news https://t.co/fMgRszcTqw
— NHKニュース (@nhk_news) September 12, 2023
本記事では、以下の中国メディアのオンライン記事を参考にしてまとめています。
ドメイン名:Creaders[.]net
参考資料1:https://news.creaders.net/world/2023/09/14/2647932.html
参考資料2https://news.creaders.net/world/2023/09/12/2647245.html
中国メディアが報じている木原稔議員(防衛大臣)についての記載
木原稔さんについて記載している箇所で気になったところを見ていきます。
这次内阁改组最受瞩目的是首次入阁的内定防卫相木原稔。
引用元:Creaders[.]net
今回の内閣改造で最も注目されるのは、既定防衛大臣として初入閣した木原実氏だ。
この記事の最初の導入では、内閣改造のメンバーについて紹介をしており、
そのなかでも最も注目されるのが木原稔氏
という流れで紹介されています。
このことから、日本の中国に対する対応がどのようになるのか、防衛大臣の人事に最も注目していることが分かります。
木原为跨党派友台议员团体“日华议员恳谈会”的事务局长,也曾任自民党青年局长,是自民党内极具代表性的亲台派大将,包括日本捐赠疫苗给台湾,以及为台湾凤梨等农产品销日等,均以具体行动力挺,木原多次和会长古屋圭司访台,包括每年率团参加台湾的国庆活动。今年7月初,他和古屋共同视察与那国岛,并和立法院长游锡堃搭乘高速船,从与那国岛抵达宜兰访问。
木原稔曾在安倍内阁时也曾担任防卫大臣政务官,这次他会出任防相卫,似乎早有迹象,7月中旬由日本民间智库“日本战略研究论坛”(JFSS)主办的日美台兵棋推演,木原即在兵推中扮演防卫相的角色,提议日本使用“反击能力”对抗共军的侵攻,展现果决的一面。
引用元:Creaders[.]net
木原氏は、友好的な台湾議員の超党派グループ「日中議員フォーラム」の事務局長であり、自民党青年局長も務めた、自由党の代表的な親台湾派の将軍である。
民主党は、日本から台湾へのワクチンや台湾産パイナップルの寄贈をはじめ、日本や日本などの農産物の販売支援に具体的な行動を起こしており、木原氏や古屋圭司総統は、台湾への参加団を率いて何度も台湾を訪問している。毎年行われる台湾の国慶節の活動。
今年7月上旬には古谷氏と共同で与那国島を視察し、立法院の錫坤氏とともに与那国島から高速船で宜蘭に向かった。
木原実氏は安倍内閣でも防衛大臣事務官を務めており、今回も防衛大臣就任の兆しが見えていたが、7月中旬には日米台会談が開催された。
日本の民間シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」(JFSS)によると、戦争ゲームでは木原氏が防衛大臣の役割を果たし、日本が共産主義の侵略に対抗するために「反撃能力」を行使するよう提案するなど、果断な一面を見せた。
ここでは、木原稔さんについてどのような人物であるかを記載しています。
記載内容を要約すると、
- 木原稔議員は日華議員懇談会の事務局長である
- 日本から台湾へのワクチンや台湾産パイナップルの寄贈、農作物の販売支援を行っている
- 台湾へ何度も訪問
- 与那国島の視察
- 7月中旬に日米台会談を実施
- 台湾有事台湾有事シュミレーションの実施
を行ったと紹介しており、木原稔さんが親台湾派の人物であることを記載しています。
台湾有事台湾有事シュミレーションの実施については、木原稔さんが運営する木原みのる公式ブログで詳細が紹介されています。
ここでは台湾有事から波及した日本の有事に自衛隊がどのように対応できるか、退官した自衛隊の将官OBとともにシミュレーションを実施しました。
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木原稔議員が防衛大臣に起用されたことを受けた海外(中国)の反応
先ほど紹介したように、中国は木原稔さんを「親台湾派」であると評しています。
中国の反応に関する記載内容は以下のとおりです。
中国官媒《环球时报》则在报道中侧重木原稔曾于去年8月和今年7月先后两次“窜访台湾”,如今出任防卫大臣表现出岸田政府在安保防务领域的强硬对华态度,以及有意布局应对所谓的“台湾有事”。
Creaders[.]net
中国国営メディア「環球時報」は報道の中で、木原実氏が昨年8月と今年7月の2回「台湾を訪問」したと強調し、今回の防衛相就任は岸田政権の安全保障・防衛分野での中国に対する厳しい姿勢を示していると強調した。
いわゆる「台湾問題」への対処を意図的に計画した。
今回の防衛大臣就任は岸田内閣の安全保障・防衛分野での中国に対する厳しい姿勢である。
と評しています。
路透社日前报道称日本已经任命一位现役自卫官常驻台北,担任日本驻台相当于大使馆中的实质性“武官”,以便提升日本与台湾之间的安全关系。一般预料此举有可能激怒北京。
Creaders[.]net
ロイター通信は最近、日本と台湾の安全保障関係を強化するため、日本が台湾の大使館に相当する実質的な「付随」として台北に駐在する現役自衛官を任命したと報じた。
この動きは一般に中国政府を怒らせると予想されている。
このように、台北に現役自衛官を駐在させる行為は、中国政府を怒らせることになると述べています。
また外務大臣の話になりますが、記事内では「親中派」の林方正氏を解任し、上川陽子氏を起用したことも注目していると記載しています。
中国は、台湾を「中国の一部だ」と主張しており、日本の内閣で「親中派」を減らし「親台湾派」が増えることについて、中国側は懸念を示していると想像できますね。
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まとめ
本記事では、木原稔議員が防衛大臣に起用されたことを受け、中国メディアはどのように反応しているのかを整理してまとめてみました。
今回の内閣改造を受け、諸外国との外交がどのようなものになるのか、注目していきたいと思います。
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