2025年9月18日現在、iPhoneをiOS26にアップデートしたところ、重くなった・動作がカクつくようになったなどの声が複数なされている状況です。
本記事では、iOS26が重い・ラグい・カクつく・動作が遅い原因と対応について記載していきます。
iOS26が重い・ラグい・カクつく・動作が遅いという声
2025年9月18日現在、iPhoneをiOS26にアップデートしたところ、重くなった・動作がカクつくようになったなどの声が複数なされている状況です。
海外掲示板Reddit上でも以下のような投稿も確認されており、日本でも複数の声が上がっていますが、海外でも同様の声が確認されている状況です。
Reddit上の投稿内容(日本語訳)
- iPhone 16 Pro MaX、アップデート後、非常に遅くなりました。バッテリー容量は99%ある
- 15 Pro MaxのバッテリーはWi-Fiでフル充電。非常に遅い。動作が重く、不具合が多い。
- バッテリー残量100%のiPhone 16 Pro Maxですが、アップデート以降、iPhoneの動作が以前より著しく悪くなっています。以前ほどスムーズではなく、カクツキもかなり増えました。
最新のメジャーアップデートを行う際、古い端末の場合は動作が重くなるのではと心配するかと思いますが、上記では、iPhone16Proなど、比較的高性能で新しい端末でも重い・カクつくといった声も上がっていることから、なぜなのだろうかと思われる方もいるかもしれません。
以下では、iOS26の動作が重い・カクつくといった症状が発生する理由・修正する方法などについて紹介していきます。
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iOS26が重い・ラグい・カクつく・動作が遅い原因
iOS26などの大型アップデートの後に発生する動作の遅延ですが、この現象は必ずしもずっと続くようなものではないものとなります。
初期の大型アップデートの後に何が起こっているのかについて、以下に順番に記載していきます。
バックグラウンドでプロセスが動いている
iOS26をインストールした際は、iPhoneの内部では、ファイルや写真、アプリのインデックスを作成するようなプロセスがバックグラウンドで動くようになります。
その作業に1日から2日くらいはiPhoneのリソースが大量に消費される場合があるため、動作が遅くなる原因になる可能性があります。
以下はRedditの投稿ですが、iPhone13の場合は少し時間を置いたのちに、パフォーマンスが良くなったと記載しています。
iPhone 13をアップデートした直後はすごく遅かったのですが、10~15分後にはだいぶ良くなりました。長期的に見てみます。
Reddit上の投稿内容(日本語訳)
上記では、数十分で改善したようですが、端末の状況やこれまでの使用状況などの要因もあり、改善するまでの時間はまちまちかと思われます。
新UI(リキットグラス・エフェクト)の影響
今回のiOS26ですが大幅にUIが更新されており、ガラスの半透明のような見た目のアイコンやウィジェットなどに変更されています。
このUIの変更で見た目はきれいになっているようですが、ハードウェアには負荷がかかっている可能性もありますので、視差効果を減らす設定を行い、アニメーションを減らすことで改善する可能性があります。
バッテリーの低下や発熱の影響
先ほどの「バックグラウンドでプロセスが動いている」とも関連しますが、iOS26をインストールした直後は内部でインデックスの作成やアプリの最適化、その他の必要なタスクが動作しており、それに伴い、CPUの使用率が上昇してiPhoneが発熱する場合があります。
iPhoneは端末が熱くなると損傷を防ぐために動作のスピードを低下させる傾向がありますので、動作が遅くなる・カクつく・ラグる要因になるかと考えられます。

また、発熱に伴い、バッテリーが低下すると、突然のシャットダウンを防ぐために、処理能力を落とすなど動作のスピードにも影響が出るものと思われます。
ストレージの問題
iOS26のアップデートに必要な容量は10GB前後となっています。
もし、端末の空き容量を考慮せずにアップデートを行った際は、全体的な動作速度も低下するかもしれません。
システムの一時ファイルやキャッシュが保存できなくなると、アプリの起動や画面の切り替えに影響するためです。
また、iOSは空き容量を利用してキャッシュ管理や処理の最適化を行いますが、その機能も制限される可能性もあります。
初期リリース直後のバグ
iOSのメジャーアップデートの後には例年不具合が発生する傾向があります。
もし今回の問題がバグによるものの場合は、Appleが不具合を修正するまで待つ必要があります。
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iOS26の重い・ラグい・カクつく・動作が遅い場合の対応について
上記の「iOS26が重い・ラグい・カクつく・動作が遅く感じる原因」の記載内容を踏まえて、以下では、対応策について記載していきます。
アップデート後に1日から2日待つ
先ほど、iOS26にメジャーアップデート後はインデックス作成やアプリの最適化などの処理のためバックグランドでプロセスが動作すると述べました。
その作業が1日から2日程かかる場合があるため、その作業が完了するまで待つようにすると、通常の状態に戻り、パフォーマンスが改善されるものと思われます。
したがって、以下に記載するような設定変更を行う前に、まずは少し待つということを実施してみてください。
iPhoneを再起動する
こちらは一般的な動作が重い場合の対応となりますが、iPhoneを一度再起動するとパフォーマンスが改善される場合もあります。
とくに長時間起動したままにすると、不要なデータがメモリ内に蓄積されてしまいます。
再起動をすることで、キャッシュや一時ファイルが整理される、メモリが解放されるといった効果がありますので、こちらの実施も検討してみてください。
ストレージを解放する
もし現在のiPhoneのストレージが不足している場合は、不要なアプリなどを削除することを検討してみてください。
ストレージの状況は以下の手順で確認できます。
- 「設定」を開く
- 「一般」から「iPhoneストレージ」と進む

容量の多いゲームアプリ・写真や動画などで使用していないものを中心に削除をしてみると良いかと思います。
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修正パッチが配信されたら適用する
通常ですと、Appleはメジャーアップデートの後に、マイナーアップデートのパッチをリリースします。
過去の(x.0.1)の配信状況を見ると、緊急のもので3日程度、他は10日前後でパッチが配布されておりますので、もし数日待っても改善しない場合はOS自体のバグの可能性もあるので、パッチの配布を待つようにしてみてください。
アニメーションを減らす
リキットグラスや3D壁紙などの新しいUIにも影響する項目かと思いますが、「視差効果を減らす」の設定をオンにすることで、アニメーションを減らすような効果となり、古い端末などで処理能力が不足している場合は、こちらの設定をオンにすると改善するかもしれません。
以下は「視差効果を減らす」の設定をオンにする手順となります。
- 設定アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「動作」をタップ
- 設定上部の「視差効果を減らす」のスイッチを「オン」に切り替える

ただし、この設定は新しいUIにも影響する項目となり、リキットグラスや3D壁紙の設定を楽しみたい方は、使えなくなる・効果が薄れるなどの影響があるかもしれませんので、設定の際はご注意ください。
iPhoneの設定のリセットする
こちらは最後の手段となりますが、データを削除しないで設定をリセットするという方法もあります。
リセット時に消去される設定データについての詳細についてはAppleサポートの「iPhoneの設定をデフォルトにリセットする」に記載されています。
さまざまなオプションがあるので、実施前に何が消されるのかを事前によく確かめてから慎重に実施ください。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」から「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「すべての設定をリセット」に進む
手順4まで進むと、色々なオプションが表示されます。
以下では、すべての設定をリセットを選択した場合の消去される内容を参考までに掲載します。
すべての設定をリセット: ネットワーク設定、キーボードの変換学習、位置情報の設定、プライバシーの設定、Apple Payカードなどのすべての設定が、削除されるか、またはデフォルトにリセットされます。データまたはメディアは削除されません。
Apple公式サポートサイト(iPhoneの設定をデフォルトにリセットする)
実施の際には「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ばないようにしてください。
こちらを選択すると、全てのコンテンツが削除されます。
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まとめ
iOS26では、新しいUIが適用されている関係もあり、そのため処理能力が低下している可能性もあります。
まずは、少し時間をおいて見る(数日様子を見る)、デバイスを再起動する、ストレージ容量を減らす(かつかつの場合)ことを行ってみて下さい。
それでiOS26の重い・ラグい・カクつく・動作が遅いといった症状は改善するかと思いますが、それでも改善しない場合は、アニメーションを減らす、Appleが配信するパッチを待つということも行ってみてください。
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