YouTubeが広告ブロッカー利用者への動画配信を制限する動きが話題になっていますね。
この話題について調べているうちに、「Braveを使っての閲覧はどうだろうか」という疑問を持つ方が多いように思いました。
YouTubeが広告ブロック使用ユーザーに警告と聞いて…Braveヘビーユーザーの私も対象になる…?それともYouTube単体でブロックする非公式ソフトみたいなのがあるのかな??
— あぁぃい (@MirAykuO29) July 1, 2023
そこで、僕も気になったので簡易的に調べてみましたが、結論として、
広告ブロッカーの中にBraveによる閲覧が含まれているという明確な情報はない
今のところBraveを使ったことによる動画閲覧制限を受けたという声はない
ことが分かりました。
2023年8月4日現在、BraveでYouTubeが見られないという声が一部ユーザで増えている状況です。
Braveの公式では特にこの現象に関するアナウンスはありませんが、YouTube側の規制による影響の可能性もあり得ます。
アプリの不具合の可能性もあるので、再インストールを行う、ブラウザのアップデートなども試してみてください。
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Braveブラウザとは
Brave(ブレイブ)は、Brave Software社によって開発されているウェブブラウザである[5]。Chromiumをベースとしており、Windows、macOS、Linux、iOS、Android版が存在し[6]、オープンソースで開発されている[7]。広告とトラッカーをブロックする機能を標準装備し、ユーザのプライバシーの保護、そして高いパフォーマンスを実現できることを売りにしている[8][9]。
引用元:ウィキペディア
このように、様々なプラットフォームでBraveブラウザを使用して広告の配信をブロックすることができる特徴があります。
Twitterなどでのつぶやきを見る限りでも、このブラウザを利用して広告をブロックした状態でYouTubeを閲覧する方が多いような印象を受けました。
以下はBraveの公式アカウントのツイート内容を翻訳したものとツイート本文です。
YouTubeはこれまで以上にユーザがスキップできない広告を増やしている。
Braveを使えば、すべての広告を無料でブロック可能です。
余計な設定は必要ありません!
YouTube has more unskippable ads than ever, but don't pay for a YouTube Premium subscription to get rid of them.
— Brave Software (@brave) September 23, 2022
Use Brave to block all of these ads for free. No extra set up needed! 😌
Download our browser here: https://t.co/4wVWi9bNzB pic.twitter.com/lgvmunFQHn
YouTubeは広告ブロッカーを利用しているユーザへの動画配信制限を実験中
BleepingComputerの記事によると、YouTubeは全世界で「小規模な実験」を実施しているとのこと。
内容は、一部のユーザに対し広告ブロックをオフにし、動画が3回までしか閲覧できなくなる制限を受けないように警告するものです。
実験の結果にもよるかもしれませんが、今後は広告ブロックを行っているユーザは、
- 広告ブロックをオフにして広告の閲覧を受け入れる
- YouTube Premiumで広告を表示しないようにする
の2パターンの選択肢を迫られることになる流れになりそうですね。
Braveを利用したYouTube閲覧制限についてTwitterで調査
Braveを使って実際に閲覧制限されているユーザの調査
Braveを使用したYouTube閲覧制限を実際に受けているユーザがいたかどうか、国内外でのTwitterのつぶやきを調査してみました。
結果、今のところBraveを利用した配信が制限されているという目立った動きは国内外で見受けられないです。
「YouTubeがBrave利用者に対しても閲覧制限を行うのかについて」の調査
続いて、YouTubeがBraveについても制限の対象になるのかを調査したところ、有用な情報は得られず。
同じような疑問を海外のユーザでツイートしている人がいたものの、「公式の発表がないから分からない」というリプライがあるくらいでした。
詳細にがっつり調査をやったわけではないので漏れがある可能性はあります。
もし新しい事実が判明したら追記していきたいと思います。
YouTube側でBraveでのアクセスを判別できるか
「Braveブラウザを使ったYouTubeへのアクセスを判別できるような特有の情報」をYouTubeが監視していれば、その情報を元に閲覧制限をすることは可能かと思います。
上記を回避できるような抜け穴が発見されるかもしれませんが。
[2023年7月11日追記】BraveのTwitterで「広告をブロックし続ける」旨発信
7月8日にBraveの公式Twitterで、以下のような書き込みがありました。
Don't believe the hype about Google killing ad blockers with its upcoming Manifest V3 update for extensions.
— Brave Software (@brave) July 7, 2023
Brave's ad blocking is built into the browser so it will continue to protect your privacy and avoid annoying ads online. pic.twitter.com/5ugSFKN5kK
Googleがエクステンション用の次期Manifest V3アップデートで広告ブロッカーを殺すという誇大広告を信じてはいけない。
Braveの広告ブロックはブラウザに組み込まれているので、あなたのプライバシーを保護し、オンライン上の迷惑な広告を回避し続けます。
このようにBraveはTwitterで発信しているようです。
これがうまくいくのであれば、まだまだ広告を回避できそうですね。
[2023年8月4日追記】BraveでYouTubeが見られないという声が一部ユーザで増えている状況あり
2023年8月4日現在、BraveでYouTubeが見られないという声が一部ユーザで増えている状況です。
Braveの公式では特にこの現象に関するアナウンスはありませんが、YouTube側の規制による影響の可能性もあり得ます。
ただ、アプリの不具合の可能性もあるので、念のため再インストールを行う、ブラウザのアップデートなども試してみてください。
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まとめ
今回は、Braveを使ったYouTubeの動画閲覧制限について簡易的に調査した経過を記載しました。
何か続報があれば追記していきたいと思います。