Twitter Roast（ロースト）は鍵垢でも投稿を分析できるか？

2024年８月13日現在、Twitter Roast（ロースト）は鍵垢（非公開アカウント）でも投稿内容を分析できるかについて、疑問に思われる方もいるかと思います。

本記事では、Twitter Roast（ロースト）は鍵垢でも投稿内容を分析できるのかについて、考察した内容を記載します。

Twitter Roast（ロースト）の分析の仕組みについての公式の記載内容

TwitterローストがXのアカウントを分析することに関して、WORDWAREのサイトにリンクされた、WordwareのGithubのサイトには以下のように掲載しています。

Githubはソフトウェア開発のプラットフォームとなります。

Twitter Personality is a web application that analyzes your Twitter handle to create a personalized personality profile using Wordware AI Agent. This project leverages cutting-edge AI technologies to provide users with unique insights into their Twitter persona. 🚀

引用元：WORDWAREのGithub

上記内容から、Twitter Roastでは、WordwareのAIエージェントが、Xのアカウントに記載の投稿内容やプロフィールなどを外部から読み込み分析する仕組みとなっています。

Xのヘルプセンター記載の鍵垢に関する記載内容

一方で、Xのヘルプセンターに記載の非公開ツイートに関する記載は、Xヘルプセンターの「公開ツイートと非公開ツイートについて」に以下のように記載されています。

公開ツイート（初期設定）: Xアカウントを持っていない人を含め、すべての人が閲覧できます。
非公開ツイート: 現在のXフォロワーのみが閲覧できます。フォロワーはあなたのツイートの画像をキャプチャしたり、共有したりできますのでご注意ください。
注記: サードパーティーアプリケーションからのアカウントへのアクセスを許可すると、そのアプリケーションから非公開ツイートを読み取られる場合があります。また、Xで他のアカウントにコンテンツを共有した場合、そのコンテンツがダウンロードされたり、再共有されたりする可能性があることにご注意ください。

引用元：Xヘルプセンター

上記記載内容から以下のことが分かります。

• 非公開ツイート（投稿）に関しては、フォロワーのみが閲覧可能である。
• したがって、フォローしたいアカウントからのリクエストを承認しない限り、投稿が閲覧されることは無い
• 例外として、サードパーティーアプリケーションからのアカウントへのアクセスを許可すると、非公開ツイートをそのアプリから読まれる場合がある

サードパーティアプリとは、X外部の開発者によってXプラットフォーム上で開発された、Xが所有または運用していないアプリケーションのこと。
このサードパーティアプリを連携することで、アカウントにアクセスして使用する権限がアプリに付与されます。

Twitter Roast（ロースト）が鍵垢に対して投稿内容を分析できるかの考察

上記記載内容を踏まえ、Twitter Roast（ロースト）が鍵垢に対して投稿内容を分析できるかについて考察します。

Twitterローストは「X外部の開発者によって生成されたWordwareのAIエージェント」がXのアカウントに対して投稿内容などを外部から読み込み分析するという動作を行います。

また、個々のXのアカウントにおいてWordwareのAIエージェントに対し投稿内容を読み取れるような、連携するなどの操作は事前に行っていないと考えられます。

したがって、鍵垢（非公開アカウント）においては、フォロワーのみが投稿を閲覧可能であるため、WordwareのAIエージェントは投稿内容を分析できないと考えられます。

しかしながら、鍵垢でも投稿内容以外のプロフィール部分はフォロワー以外でも閲覧可能であり、Wordware側のAIエージェントも読み込むことが可能と考えられるため、その部分を元に分析をして結果（ロースト）を表示することはできると思われます。
また、投稿数や内容などについて記載されているとしても、その内容は正確ではない（精度が悪い結果を表示している）可能性も考えられます。

まとめ

本記事では、Twitter Roast（ロースト）は鍵垢でも投稿内容を分析できるのかについて記載しました。

この記事が参考になれば幸いです。