2024年5月22日現在、オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話がかかってきたという、SNS上で複数の投稿がなされています。
本記事では、オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話・出た場合はどうなるのかについて記載します。
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オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話の内容と特徴
2024年5月22日現在、オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話がかかってきたという、SNS上で複数の投稿がなされています。
詐欺電話が…
— マロマロ310 (@suna_mii) May 20, 2024
なぜオーストラリアからなのに、NTTファイナンスなのか?
自動音声だし。
皆さんご注意を!#詐欺#電話#NTT#オーストラリア pic.twitter.com/oH3pDpYICv
NTTファイナンスを騙る海外からの電話きてた☎️
— すいはら (@mirai182ise) May 20, 2024
オーストラリアから🇦🇺
法的措置なら内容証明で郵便物なんだけど🏣 pic.twitter.com/vEzBEOUNje
上記投稿内容をまとめると以下のとおりです。
- +61からの国際電話番号でかかってきており、画面にはオーストラリアと記載されている
- 留守番電話には日本語の自動音声が録音されており、NTTファイナンスと名乗っていた
- 内容は未納料金の督促であった
このように、+61からの国際電話番号を使って未納料金の支払いを要求する内容となっています。
auのサイトに掲載されている国際電話サービスの国番号一覧を確認すると、「+61」の国番号に対応する国はオーストラリアと記載があるため、+61が先頭に付与されている国際電話番号はオーストラリアを指すものとなります。
国・地域名:オーストラリア
国番号:61
ゾーン:オセアニア
表示された電話番号がオーストラリアだとしても、必ずしもその国からかけてきているものではないんだよね。
はい、犯罪グループは警察からの規制・摘発を逃れるために、最近ではアプリによる国際電話番号の取得を行うといった対策を取っている可能性があり、その国に実際にいなくても電話をかけることはできます。
総務省や警察で詐欺電話に携帯電話やIP電話が使われているため、規制をおこなった経緯があります。
使用されている可能性のある具体的な手口については、以下の記事に記載していますので、よろしければ合わせてご覧ください。
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オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話は詐欺の可能性が高い
2024年5月22日現在、オーストラリアからの電話がかかってきた方のSNS上の投稿内容を確認すると、NTTファイナンスを名乗る電話であったという記載が複数なされていました。
NTTファイナンスの公式サイトでは、架空料金請求詐欺に関する注意喚起を行っており、以下のように記載しています。
「NTTファイナンス」を名乗る、国際電話からの着信、自動音声ガイダンスによる架空の未納料金を請求するなどの詐欺が多く発生しています。
引用元:NTTファイナンス
NTTファイナンスでは、国際電話によりお客様に連絡をしたり、未納料金等の支払いを案内することはございません。
決して応じることのないようご注意ください。
上記投稿内容をまとめると以下のとおりです。
- NTTファイナンスを騙る、国際電話を使った自動音声による未納料金の督促が増えている
- NTTファイナンスでは、国際電話で連絡をすることは無く、未納料金の支払いを案内しないと記載している
本件国際電話では、国際電話を使用した、未納料金の督促であることから、詐欺である可能性が非常に高いものとなります。
また、NTTファイナンスでは、実際にあった通話を元にした再現音声を紹介するなど、注意喚起について動画にまとめています。
もし詐欺かどうか不安に思われた方は、本動画も併せてご覧いただければ詐欺であるという確信が得られるかと思います。
ご家族の方にも本動画を共有すると、被害に遭う可能性を減らすことができるかと思いますので、ご検討ください。
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オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話へのユーザの対応
上記までに記載した内容から、オーストラリアからの電話・「+61」から始まる本件国際電話は詐欺の可能性が高いものとなります。
日本で過ごしているかたで、国際電話から電話が来るケースというのは海外の友人や仕事の同僚がいない限りあまり考えられないかと思います。
もしこのような電話がかかってきた際には以下のような対応を取ると良いでしょう。
- 「+61」などの「+」で始まる国際電話から電話が来た際は、基本的には無視をする。
- 電話に出てしまってもすぐに切る
- 国際電話での通話で高額の通話料金がかかってしまう可能性もあるため、折り返しをしない。
また、直近では、「+181」から始まるアメリカ合衆国からの詐欺の電話もかかってきたという投稿も多くみられます。
特徴としては、3分間かけ続けるなど、電話を取るまで鳴らし続けるようなものであり、投資を促すものとなっています。
内容から投資詐欺の可能性の高いものとなっていますので、このような電話を受け取った際にもご注意ください。
詳細については以下の記事をご覧ください。
追記(2024年5月24日):オーストラリアから投資を促す電話がかかったという投稿も確認
2024月5月24日現在、オーストラリアからの電話で投資を促す電話がかかってきたという投稿も複数確認されています。
オーストラリアから電話来て出たら
— ドクターペッパー2【0518】 (@taketake20233) May 23, 2024
株の取引はしてますか?って言われた笑
速攻電話切ってしまった… pic.twitter.com/PVpGcDMafE
この投稿のように、「株の取引きはしていますか」という日本語で投資の勧誘を行うものとなっています。
最近だとアメリカ合衆国からの電話で、国際電話番号を使った投資を促す内容の電話も来ており、詐欺であると疑われる内容となっています。
詳細については以下の関連記事もあわせてご覧ください。
オーストラリアやアメリカ合衆国からといった、国際電話を使って日本語で投資の勧誘を行う必要性については無いと考えられ、摘発を逃れるために行っている詐欺行為と思われますため、ご注意ください。
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まとめ
本記事では、オーストラリアからの電話・「+61」から始まる国際電話・出た場合はどうなるのかについて記載しました。
この記事が参考になれば幸いです。
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