Google Playのメール「代替の課金システムを利用できるようになりました」の意味は?

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2023年11月28日早朝、Google Playのメールで「代替の課金システムを利用できるようになりました」旨記載された文面のメッセージが届いたとの報告がSNS上でなされています。

突然早朝からこのようなメールが届き、何だろうと思った方もいるかもしれません。

本記事では、Google Playのメール「代替の課金システムを利用できるようになりました」の意味について調査して記載しました。

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目次

Google Playのメールで「代替の課金システムを利用できるようになりました」の意味

2023年11月28日、Google Playから以下の文言のメールが届いたという報告がXでなされています。

Xで報告されたメールの文面は以下のとおりです。

お子様がアプリ内でデジタル コンテンツを購入する際に、各デベロッパーが提供する代替の課金システムを利用できるようになりましたのでお知らせいたします。詳細。
お子様が代替の課金システムを通じて購入した場合、Google Play での購入の承認は適用されません。お子様のデバイスにインストールされているアプリはファミリー リンクで確認できますが、お子様が代替の課金システムを通じて行った購入は購入履歴には表示されません。
代替の課金システムを通じた購入についてのサポート、払い戻しリクエストなど、ご不明な点につきましてはデベロッパーまでお問い合わせください。

引用元:Google Playからのメールの文面

上記で書かれている内容をまとめると以下のとおりです。

  • お子様がアプリ内でデジタルコンテンツを購入する際、開発者が提供する代替の課金システムを利用できるようになった。
  • お子様が代替の課金システムを通じて購入した際、Google Playでの購入の承認は適用されない。
  • お子様のデバイスにインストールされたアプリはファミリーリンクで確認可能。
  • 代替の課金システムを通じて行った購入は、購入履歴には表示されない。
こころ

どうやら、アプリの開発者が提供する代替の課金システムを利用できるようになったというお知らせのようだね。
それにともなって、代替の課金システムを利用した購入の場合はGoogle Playでの購入の承認がなくなるということだよね。

やまとくん

懸念事項としては、代替の課金システムを使用した購入の場合、親による購入の事前承認がなくなるということです。
また、代替の課金システムを通じて行った購入が、購入履歴に表示されないというのも懸念事項になりそうです。

代替の課金システムを利用した購入では、初回は親に通知が行くので確認する機会があります(次の章で紹介します)。

このメールはアプリ内のデジタルコンテンツを購入する際の仕様変更に関するもので、お子様が何かしら購入したために送られた請求などのメールではないと思われるので、安心してください。

Google Playのヘルプセンターにも同様の変更内容について記載されています。

Google Play の課金システムと代替の課金システムについて
デベロッパーは、以下の国でデジタル コンテンツやデジタル サービスの支払いを行っているユーザーに対し、Google Play の課金システムとは代替の課金システムを提供できるようになりました。

引用元:Google Playのヘルプ

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Google Playの課金システムと代替の課金システムの購入のフローの比較

2023年11月28日現在、送信されたメールの内容から、今後Google Playの課金システム以外の代替の課金システムを利用した購入も可能になることが分かりました。

これまではお子様が課金をする場合、Google Playの課金システムのみでしたが、開発者が設定した代替の課金システムも利用可能になるとのことです。

そこで、Google Playを使用した課金システムと代替の課金システムを利用した購入の違いについて表にしました。

先ほどのGoogle Playのメールの内容と、Google Playのヘルプセンターの内容を整理してまとめたものです。

内容Google Playの課金システム代替の課金システム
購入の承認意図しない購入を防ぐため、購入ごとに認証を要求できる(Google Play での購入の承認)。別のお支払いを提供しているアプリでお子様が初めてアプリ内の購入をおこなう場合、購入前に保護者がログインしてメッセージを確認する。
購入ごとの承認購入ごとに認証を要求できる初回は購入前に保護者の方がログインしてメッセージを確認できる。
2回目以降は保護者の承認なしで購入できる
購入履歴の表示履歴に表示される履歴に表示されない

お子様向けの代替の課金システムに関する記述はGoogle Playのヘルプに以下のように記載されています。

お子様向けの代替の課金システム
お子様もアプリ内でデジタル コンテンツを購入できます。その際は、Google Play またはデベロッパーが提供する別のお支払い方法を利用できます。お子様がデベロッパーの課金システムを使用する場合、Google Play での購入の承認は適用されません。

別のお支払い方法を提供しているアプリでお子様が初めてアプリ内購入を行う際は、購入前に保護者の方がログインしてメッセージを確認する必要があります。このメッセージでは、お子様がアプリ内のデジタル コンテンツに対して利用できるその他のお支払い方法についての説明があります。次にお子様が同じアプリでアプリ内購入しようとした際は、ログインしてこのメッセージを確認するよう保護者の方が求められることはなく、お子様は保護者の方の介入なしで続行できるようになります。

引用元:Google Playのヘルプ
こころ

初回のみ代替の課金システムを使った購入時に親が購入についてメッセージを確認する機会があるようだね。
しかし、2回目以降は承認なしで購入が可能とのことだから注意が必要かと。

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まとめ

本記事では、Google Playのメール「代替の課金システムを利用できるようになりました」の意味について調査して記載しました。

この記事が参考になれば幸いです。

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