2026年10月17日現在、メルカリで商品を出品したところ、
「アカウントでの不審な活動が確認されるまで、出品物件へのアクセスは制限されています」
というコメントが届いたという報告がSNS上で確認されています。
コメントには、制限を解除するためとして外部サイトへのアクセスを促す案内が記載されています。
実際に当方でリンク先を調査したところ、メルカリのロゴを使用した偽ページが表示され、銀行口座情報の入力を求められました。
この記事では、確認できたコメントの内容やリンク先の調査結果、不審なコメントが届いた場合の対処法について紹介します。
メルカリのコメントに「不審な活動が確認されるまで」と表示される?
2026年10月17日現在、メルカリの出品物に不審なコメントが届いたという報告がSNS上で複数確認されています。
投稿されている内容は以下のようなものです。
メルカリ公式を装った?通知っていうアカウントから他のページへの誘導リンク付きのコメントが来た アカウント見たら普通に取引してるし、 こんなことしたら垢BANになるリスクあるのに何なんだろう 本来の所有者からアカウント乗っ取ってんのかな?最近流行りのサイバー攻撃? 皆さん騙されないように https://t.co/Uw7YWMO1VH
— ゆーーーた (@yuu425215) October 17, 2026
注意喚起! メルカリで商品を出品した直後にコメントが来て、外部サイトにアクセスさせようとされた💦 公式アカウントかと思ったけど、購入のやり取りの評価もあったから、個人のアカウントだと思われる😢 https://t.co/wUTUJFOyDW
— わり☺︎1y🎀+🥚33w (@waga230) October 17, 2026
実際に投稿されているコメントには、次のような内容が記載されていることが分かります。
アカウントでの不審な活動が確認されるまで、出品物件へのアクセスは制限されています。
制限を解除するには、以下のページにアクセスしてください。
コメントには、制限解除のためとして「jp[.]support-mercari[.]com」というURLが記載されています。
コメントの記載内容は分かりずらい文章ですが、アカウントに問題が発生したかのように伝え、解決するために外部サイトへアクセスさせようとするものです。
やまとくんまた、コメントの発信元ですが、メルカリ公式によるものではなく、個人のアカウントと思われるものから来たという声が多く確認できます。
メルカリのアイコンが表示されているのでメルカリからの通知にみえますが、実際に調べてみると、取引を行っており購入の評価もされているようです。
なお、2026年10月17日午後1時時点では、メルカリ公式のお知らせ(メルカリびより・メルカリ障害情報)を確認した範囲で、今回のコメントそのものに関する注意喚起は見つかりませんでした。
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リンク先はメルカリの公式サイトではない
SNS上で報告されている画像を見ると、今回のコメントに記載されているURLは「jp[.]support-mercari[.]com」となっています。
一方、メルカリの公式サイトのドメインは「jp.mercari.com」です。
両者はよく似ていますが、異なるドメインであり、メルカリとは関係のないものとなります。
やまとくんメルカリに関係するサイトのように見えても、URLが似ているという理由だけで信用しないようにしましょう。
リンク先を調査すると偽ページが表示された
今回、表示されているリンク先について当方で調査をしてみました。
VirusTotalで該当のアドレスの調査したところ、別のサイトへのリダイレクトが確認され、最終的にはメルカリの正規のアドレスとは関係性のない「httpbin[.]org」へ移動しました。
VirusTotalで確認した結果となりますので、よろしければご覧ください。
調査時点(2026年10月17日13時時点)では、VirusTotal上でフィッシングサイトとしての判定は確認できませんでした(1件Malicious判定あり)。
ただし、判定が出ていないことは、安全性が保証されていることを意味しません。
また、仮想マシン上の検証環境から実際にアクセスしたところ、メルカリのロゴが表示された偽ページに移動し、銀行口座情報を入力するよう求められました。

ページでは、24時間以内に情報を入力するよう促す内容も確認できました。
メルカリアカウント検証が一時的に制限されており、サポートチャットなども活用しつつ本人確認するように誘導していることが分かります。
また、表示されているアドレスもメルカリ(mercari)の文字列が入っていますが、メルカリの正規のアドレスとは別物であることも分かります。
このように、メルカリの公式サイトではないページで銀行口座情報を要求されることから、今回のコメントはフィッシング詐欺を目的としたものと考えられます。
コメントを投稿したアカウントが乗っ取られている可能性も?
今回のコメントを投稿したアカウントを確認したところ、通常の取引実績や評価が確認できるものもありました。
そのため、第三者がアカウントを不正利用してコメントを投稿している可能性も考えられます。
ただし、アカウントの乗っ取りが実際に発生しているのか、どのような方法でコメントが投稿されているのかについては、公式のアナウンスもなく、正確な状況は現時点では確認できていません。
取引実績や評価があるアカウントからのコメントであっても、外部サイトへの誘導がある場合は慎重に対応したほうがよいでしょう。
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不審なコメントが届いた場合の対処法
今回のようなコメントが届いた場合は、リンク先にアクセスせず、コメントを通報するなどの対応をおすすめします。
リンク先にアクセスせず、コメントを通報する
コメントに記載されたURLは開かず、メルカリのアプリ内で対応しましょう。
メルカリでは、コメントを通報する機能が用意されています。公式ヘルプによると、手順は次のとおりです(参考:メルカリヘルプセンター)。
- 通報したいコメントの右下にある旗マークをタップする
- 報告理由を選択し、詳細を入力する
- 「事務局に報告する」をタップする
- 「コメントの報告を受け付けました」と表示されれば完了
やまとくん外部サイトへの誘導は、以下のようにメルカリ公式ヘルプでも通報対象として案内されていますので、通報は実施して良いかと思います。
報告対象となるコメント
メルカリ公式「禁止されている出品物・行為を通報する」
暴言、脅迫行為
誹謗中傷、差別的表現
直接取引、交換、半交換の持ちかけ
個人情報の公開
外部サイトへの誘導
その他、禁止行為に該当する内容
また、必要に応じて、コメントを投稿したアカウントをブロックすることも検討しましょう。
リンク先で情報を入力してしまった場合
万が一、偽ページで情報を入力してしまった場合は、入力した情報に応じて対応するようにしてください。
以下は、メルカリヘルプセンターの不審なWebサイトへアクセスしてしまった場合の対処方法をまとめたものです。
- 銀行口座情報を入力した場合: すぐに取引銀行へ連絡し、不正利用の可能性について相談してください。
- メルカリのパスワードや認証番号を入力した場合: メルカリの公式アプリからアカウントの状況を確認し、パスワード変更などの対応を行ってください。身に覚えのないログインや取引があれば、事務局にも連絡しましょう。
- クレジットカード情報を入力した場合: カード会社へ連絡し、利用停止など必要な対応を相談してください。
メルカリ公式の案内も確認し、不正利用が疑われる場合は早めに相談するようにしてください。
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まとめ
メルカリの出品物に「アカウントでの不審な活動が確認されるまで、出品物件へのアクセスは制限されています」というコメントが届いた場合は注意が必要です。
今回調査したリンク先では、メルカリのロゴを使用した偽ページが表示され、銀行口座情報の入力を求められました。
メルカリの公式サイトとは異なるドメインが使われていることなどから、今回のコメントはフィッシング詐欺を目的としたものと考えられます。
同様のコメントが届いても、リンク先にアクセスしたり、個人情報や銀行口座情報を入力したりしないようにしましょう。
コメントはメルカリの機能から通報し、必要に応じて相手をブロックすることをおすすめします。