2025年10月18日、大阪市立美術館で「天空のアトラス イタリア館の至宝」展のチケット予約がスタートしました。
この展示では、大阪・関西万博のイタリア館で展示された作品の一部が公開されることで話題になっています。
そこで以下のような疑問を持たれる方もいるかもしれません。
大阪万博のイタリア館では写真撮影はできたが、「天空のアトラス イタリア館の至宝」は撮影できるのか
本記事では、「天空のアトラス イタリア館の至宝」で写真撮影はできるのかについて調査して記載します。
「天空のアトラス イタリア館の至宝」について
「天空のアトラス イタリア館の至宝」の展示について簡単に触れておきます。
この展示イベントでは、大阪・関西万博のイタリア館で展示された一部が公開されます。
展示される内容は以下のとおりです(参考:大阪市立美術館公式の特別展情報)。
- ファルネーゼのアトラス
- ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)《正義の旗―聖フランチェスコ、シエナの 聖ベルナルディーノ、祈る正義兄弟会の 会員たちのいる聖母子と天使》
- レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手稿』第156紙葉 表 《水を汲み上げ、ネジを切る装置》
- レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519) 『アトランティコ手稿』第1112紙葉 表《巻き上げ機と油圧ポンプ》

それぞれの作品の画像は見られるのかな?

こちらの公式が掲載しているチラシへのリンクに作品の画像が掲載されていますので、事前に確認してみるといいよ。
また、参考までに、大阪市立美術館公式Xの投稿についても掲載しておきます。
\祝!開催決定!#イタリア館の至宝展/
— 特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」 (@italia_expo_ten) October 10, 2025
日伊国交160周年記念 大阪・関西万博開催記念
特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」
2026年に日本とイタリアが国交160周年を迎えることを祝い、「ファルネーゼのアトラス」などが展示されます!… pic.twitter.com/NCaIC17Nw6
上記記載内容の開催予定の情報などをまとめると以下のとおりです。
- 開催日時:2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)
- チケット販売:2025年10月18日より
- 観覧料:一般が1,800円、高大生が1,500円、小中生が500円
もし万博でイタリア館に行けなかった方も、人気だった彫刻「ファルネーゼのアトラス」を観ることができますので、ぜひ足を運んでみると良いかと思います。
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「天空のアトラス イタリア館の至宝」では写真撮影はできるが一部作品は禁止

万博では写真撮影ができたけど、大阪市立美術館では撮影ができるのかな?
大阪市立美術館のFAQを見ると、以下に書いているように原則写真撮影は禁止しているみたいだけど。
11.写真撮影はできますか
大阪市立美術館FAQ
展示室内の写真撮影は原則できません。展覧会によって撮影可能な場合、その都度、ご案内しております。中央ホール等は写真撮影可能です。

確かに気になりますね。
こちら調査してみたところ、「ファルネーゼのアトラス」は写真撮影はできるみたいです。
ラジオ関西のWebメディア「ラジトピ」の記事に以下の記載がなされています。
中でも人気が高いイタリア館で目玉展示として注目されてきた古代彫刻「ファルネーゼのアトラス」が大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開かれる特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」(25日~2026年1月12日)で一般公開される。このたび同美術館などが発表した。万博に続き同展でも写真撮影OKという。
ラジトピ(2025年10月12日)
このように、「ファルネーゼのアトラス」が大阪市立美術館で公開される旨が同記事で紹介されています。
そこには、万博に引き続き同展でも写真撮影ができると記載していますので、目玉展示品「ファルネーゼのアトラス」は写真撮影ができるものと思われます。

他の作品はどうなのかな?

ペルジーノの正義の旗も万博で展示された作品なので、撮影はできると考えられます。
ただし、レオナルド・ダ・ヴィンチ作品においては写真撮影はできないようです。
オンラインチケット販売サービス「ART PASS」の「天空のアトラス イタリア館の至宝」のページに、以下のように注意事項が記載されています。
館内での注意事項
「ART PASS」
(中略)
※レオナルド・ダ・ヴィンチ作品の写真撮影はお断りしております。
したがって、「天空のアトラス イタリア館の至宝」で展示予定のレオナルド・ダ・ヴィンチの作品2点については、写真撮影ができないと考えられます。
まとめると以下のようになりそうです。
- 「ファルネーゼのアトラス」は写真撮影OK
- ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)《正義の旗》も写真撮影OK
- レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手稿』第156紙葉 表 《水を汲み上げ、ネジを切る装置》は写真撮影できない
- レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519) 『アトランティコ手稿』第1112紙葉 表《巻き上げ機と油圧ポンプ》は写真撮影できない

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿は、万博でも展示されていたみたいだけどなんで写真撮影できないの?

今回特別展に展示される手稿は、万博の展示品とは別の2枚だそうです。
イタリア現地でも公開されていない貴重なものなので、写真撮影が不可となっているのかもしれません。

それはすごい!
けど一部作品は写真撮影ができないって、少し混乱しそうだね。

実際に美術館を訪れる際に、適切なアナウンスがなされると思いますので、それに従っていけばよいのかと思いますね。
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まとめ
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