Teamsで画面共有のスクリーンショット禁止（ブロック）できる機能を追加予定

2025年5月10日現在、マイクロソフトがTeamsで会議中の画面キャプチャ（スクリーンショット）をブロックする新機能に取り組んでいるというニュースが報じられています。

いつからTeamsにスクリーンショットをブロックする機能が展開される予定か？
Teamsの新機能はどのようなものか？

本記事では、Teamsの画面共有のスクリーンショット禁止（ブロック）する新機能について記載します。

Teamsの画面共有のスクリーンショット禁止（ブロック）する機能について

本ニュースは、海外の技術記事bleepingcomputerに記載されており、以下のような機能となります。

ミーティング中に共有された機密情報のスクリーンショットをユーザーがキャプチャできないようにする機能
サポートされていないプラットフォームから参加したユーザは、共有コンテンツ保護のため、自動的に音声のみのモードとなる

このように、これまでにはなかった、Teamsの画面共有時のスクリーンショットをブロックする機能が追加される見込みです。

ただ、2025年５月12日時点では、デフォルトでこの機能が有効になるのか、会議の主催者などがスクリーンショットをブロックする機能のオン・オフを切り替えられるのかは明らかではありません。

Teamsで画面共有のスクリーンショット禁止（ブロック）する機能は2025年7月から展開予定

なお、本機能ですが、2025年７月より、世界中に展開予定とのことですので、日本でも７月以降から利用可能かと思われます。

対象端末はAndroid、iOS、PC（WindowsとMacの両方）となっており、デスクトップアプリ、モバイルアプリ双方で利用可能なようです。

The company plans to start rolling out this new Teams feature to Android, desktop, iOS, and web users worldwide in July 2025.
This feature will be available on Teams desktop applications (both Windows and Mac) and Teams mobile applications (both iOS and Android).”
bleepingcomputer

写真撮影は対応できない見込み

なお、上記のようにスクリーンショットはブロックされていても、写真撮影には対応できないようですので、手元のスマホのカメラでPCの画面を撮影することでキャプチャはできるのではと考えられます。

However, it should be noted that, even if screenshots are blocked, sensitive media and information shared in Teams meetings can still be captured by taking a photo of the conversation.
bleepingcomputer

この新機能により、完全には機密情報の保護ができるわけではなさそうですが、スクリーンショットよりはピントを合わせるなど少し手間はかかるため、一定の抑止力にはなるかもしれません。