2025年3月13日現在、+280100から始まる電話がかかってきたと、SNS上での投稿が複数確認されています。
着信履歴に+280100が残っていたがなんだろうか?
このように思われるかもしれません。
本記事では、+280100から始まる電話は詐欺なのか・出たらどうなるのかについて調査しました。
+280100からの電話は総務省を騙る電話で詐欺
2025年3月13日現在、+280100から始まる電話がかかってきたと、SNS上での投稿が複数確認されています。
SNS上に投稿されている内容をまとめると以下のとおりです。
- +280100からの電話がかかってきたが、自動音声電話で総務省と言い出した
- ライブ留守電で確認したら、2時間以内に電話が止まるというメッセージのようであった
- 留守番電話に総務省の総合通信局ですと通信サービスを2時間後に停止と自動音声の変な電話があった
+280100
— 黎大佐:実況楽しい (@rei_taisa_game) March 12, 2025
総務省・・・w
こんなの出んわーw
(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/fL7y7HcJpw
本件電話ですが、+ではじまる電話からの着信であることから、海外からの国際電話を用いた詐欺電話の可能性が高いと考えられます。
総務省が国際電話経由で国民に2時間後に電話が止める旨を連絡することは通常考えられないためです。
なお、このような総務省を騙る詐欺電話は昨年も観測されており、「2時間以内に電話が止まる」という内容も従来より確認されている詐欺電話の内容と一致するものとなります。
当方でも昨年に総務省を騙る詐欺電話について記事を書いており、メッセージの内容が同様のものであるため、本件も同手口の詐欺である可能性が高いと考えられます。
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総務省からの注意喚起とユーザの対応
なお、総務省の公式サイトにも、「総務省を名乗る不審電話にご注意ください」とのお知らせが掲載されており、内容から同件であることが分かります。
【令和6年11月6日追記】
総務省公式サイト
総務省監視管理室を名乗り、「電話を2時間後に使用停止にする」等の自動音声によりボタン操作を誘導する不審電話が確認されています。総務省では、電話を停止することに関して、個人に電話をしたりすることは一切ありません。くれぐれもご注意下さい。
上記では「電話を2時間後に使用停止にする」等の自動音声による注意喚起について記載しており、総務省では、電話を停止することに関して、個人に電話をしないとはっきり記載しています。
したがって、本件+280100から始まる電話は詐欺であることが確定しました。
もしこのような電話がかかった際には、無視をして、誤って折り返しをしてしまうことを防ぐためにも履歴を削除するとよいでしょう。
なお、不審電話について不安になり、事実関係の有無などお問い合わせの必要がある際は、こちらの総務省ホームページの下部に掲載されている連絡先に相談することを検討してみてください。

また、+280100からの電話について、iPhoneのライブ留守電(留守番電話サービス)を利用すれば、上記のように自動的に録音されたメッセージをテキスト化してくれるために、すぐに不審な電話に気付くことができるため、iPhoneユーザで設定ができる方は実施すると良いかと思います。
- 設定アプリを開き、「電話」をタップ
- 「ライブ留守番電話」をタップ
- 「ライブ留守番電話」のオンにする
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まとめ
本記事では、+280100から始まる電話は詐欺なのか・出たらどうなるのかについて調査しました。
この記事が参考になれば幸いです。