Androidで「盗聴を検出しました」と表示?pixiv閲覧中のMcAfee警告は偽物か調査

※当サイトはプロモーションが含まれています

2026年10月11日現在、Androidスマートフォンでpixivなどのサイトを閲覧していたところ、「盗聴を検出しました」という警告が表示されたという報告が急増しています。

警告には「Androidが盗聴を検出しました」といった内容が表示され、右下の「テストを実行」を押すと、McAfee(マカフィー)を思わせる画面からセキュリティ対策を促されるケースが報告されています。

突然このような警告が表示されると、本当にスマートフォンが盗聴されているのか不安に思われる方もいるかと思われます。

そこで今回は、実際の警告画面やSNS上の報告、セキュリティ関連の公式情報を確認し、表示される警告は本物なのか、どのように対処すればよいのかについて記載します。

目次

スポンサーリンク

Androidで「盗聴を検出しました」と表示される報告がある

2026年10月11日現在、pixiv等のサイトを閲覧していた際に、Androidスマートフォンで「盗聴を検出しました」という警告が表示されたという投稿が急増しています。

今回確認した投稿は、以下のとおりです。

報告されている画面を確認すると、Android端末によるセキュリティメッセージのようなものが表示されていることが分かります。

たとえば、確認した画像には、次のような文言がありました。

  • 「Androidが、お使いのSony Xperia Aceで盗聴を検出しました」
  • 「セキュリティシステムが、お使いのGoogleで盗聴を検出しました」

右下の「テストを実行」を押すと、McAfeeを思わせる警告画面が表示され、「ウイルス対策ライセンスを更新してください!」といったメッセージや、残り時間を示すカウントダウンも表示されています。

マカフィーの警告画面

スポンサーリンク

「盗聴を検出しました」は本物?McAfeeの警告も表示される

今回の警告が本物なのかを判断するうえで、注目したいのが画面の表示内容とURLです。

SNS上に投稿されている画像を見ると、ブラウザのアドレスバーに「dailycue[.]site」というドメインが表示されていました。

Androidセキュリティの画面

そのため、Androidセキュリティのポップアップについては、システムメッセージというよりは、偽警告画面としてサーバーから配信された内容がブラウザで表示されている可能性が考えられます。

このドメイン「dailycue[.]site」がいつ作成されたのか、WHOIS検索ツールで調査したところ、作成日が2026年9月30日となっており、ここ最近作成されたばかりのアドレスのようでした。

おそらくは、偽警告画面を配信するために攻撃者側で新しく作成されたドメインと思われます。

このように、Webページ上でスマートフォンのシステム警告に似せた画面を表示することは可能なため、画面に「Android セキュリティ」などと書かれていても、それだけでAndroidが実際に盗聴を検出したとはいえません。

また、右下の「テストを実行」を押した後には、McAfeeの画面が表示されますが、画面を見る限り、利用者を不安にさせてボタンを押させようとする特徴が見られます。

やまとくん

閲覧者を不安にさせるために、保護の有効期限が切れたと表示したうえで、残り時間をカウントダウンし、「今すぐ保護」といったボタンへ誘導しています。

このような表示には注意が必要です。

スポンサーリンク

McAfee公式も偽の警告について注意を呼びかけており、詐欺広告の可能性が高い

では、公式ではどのような注意喚起が行われているのでしょうか。

McAfeeの公式サイトでは、同社を装った偽のポップアップ通知について以下のように注意喚起をしています。

偽のMcAfeeポップアップの危険信号

偽サイトやポップアップ広告を見分ける方法を学ぶことで、詐欺被害から身を守ることができます。以下の警告サインに注意してください。

  • 即時支払いの要求:本物のMcAfeeのポップアップは、セキュリティ上の脅威を解決するために即時支払いを要求することはありません。
  • カウントダウンタイマー:偽の警告には、すぐに対処しないとコンピューターが「ロック」されたり「破損」したりすると主張する緊急タイマーが含まれていることがよくあります。
  • 文法とスペルミスが多い:多くの詐欺的なポップアップには、明らかなスペルミスや文法ミスが含まれています。
  • ブラウザベースのアラート:正規のMcAfeeソフトウェアの通知は、Webブラウザではなく、実際にインストールされているプログラムから表示されます。
McAfeeの公式サイト

実際のMcAfeeの警告では、Webブラウザではなく、実際にインストールされているアプリから表示されると記載していますが、今回のケースでは、Webブラウザ上で警告を表示しているように見えますのでかなり不審であると言えそうです。

また、本物のMcAfeeの警告では、セキュリティ上の脅威を解決するために即時支払いを要求することはないと記載していますが、今回のメッセージでは、ライセンスを更新しないとスマホがブロックされると脅す内容になっています。

すぐに対処しないと画面がロックされるという緊急対応を促すメッセージは注意するようにMcAfeeが注意喚起していることから、今回の「盗聴を検出しました」という表示も、偽のセキュリティ警告である可能性が高いと考えられます。

今回はpixivを閲覧中に表示されたという報告が数多くあるものの、pixiv自体に問題があるわけではなく、閲覧中の広告や外部ページへの遷移などの要因により偽警告が表示された可能性も考えられます。

スポンサーリンク

警告が表示された場合の対処法

では、Androidスマートフォンで同じような警告が表示された場合、どのように対処すればよいか。

今回確認した画面には、「テストを実行」や「初回割引を適用して今すぐ保護」といったボタンが表示されていました。

こうしたボタンを押すと、別のWebページへ移動したり、セキュリティ製品の購入や契約を促されたりする可能性があります。

その先で個人情報やクレジットカード情報の入力を求められることも考えられるため、安易に操作しないようにしましょう。

McAfeeの公式サイトにも、タブをすぐに閉じるよう案内しており、ポップアップボタンのいずれもクリックしないよう述べています。

タブをすぐに閉じてください:ポップアップのどこもクリックしないでください。「×」ボタンもクリックしないでください。クリックするとマルウェアがダウンロードされる可能性があります。
(中略)

ブラウザのキャッシュをクリアしてください:ポップアップを閉じた後、ブラウザのキャッシュとCookieをクリアして、トラッキング要素をすべて削除してください。

McAfeeの公式サイト

そのため、偽画面が表示されているブラウザのタブをそのまま閉じるようにしてみてください。

またポップアップを閉じた後は、ブラウザのキャッシュとCookieをクリアして、トラッキング要素をすべて削除するとよいでしょう。
手順はこちらのGoogleヘルプの内容を参考にしてみてください。

もし、McAfeeを利用している方で、ライセンスの状況が気になる方は、直接公式サイトにアクセスして確認することをお勧めします。

やまとくん

アドレスバーにmcafee.comと入力して直接アクセスすると良いでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

Androidで「盗聴を検出しました」と表示される今回の警告は、ブラウザ上のURLや表示内容から、偽のセキュリティ警告である可能性が高いと考えられます。

同じような画面が表示されても、慌ててボタンを押したり、アプリをインストールしたりせず、まずはブラウザを閉じましょう。

よかったらシェアしてね!
目次